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2022.04.30

移住就農の壁

石川県羽咋市に移住して三年が経過しました。
移住就農の際によく言われるのが、新規就農者の農地がないとか、集落の濃い人間関係が合わないとか、集落の仕事を押し付けられるとか、意味のない飲み会が多いとか、他にもいろいろあるとは思うのですが、これらはすべて集落に馴染んでいこうという心構えがあれば解決するんじゃないかなと思っています(あくまでも個人的意見です。解決しないケースもあるでしょうから、一概には言えませんが)。

実際農地はあります。私は市役所から斡旋された農地は一つもなくて、最初は3aの畑からこつこつ開墾していく中でお声がけいただいて少しずつ増やしていきました。
集落の行事には全て参加してきましたし、飲み会は実際多いのですが、少しずつでも仲良くなるという大事な意味があります。

そういう行事や仕事には、集落の先祖代々から受け継がれた田畑を守るという想いが込められています。機械のない時代に作られた田畑にどれだけの労力と子孫への想いがつまっているのか、そういう感謝と驕らないひたむきでマメな姿勢の大事さが骨の髄に染みているのが、田舎の農家さんの心だと私は思います。

なので、マメに畑や田んぼに通って感謝を忘れず笑顔で接していれば、道は開けていくのかなと思います。もちろん、私自身いろいろあって祈るような気持ちで過ごしたこともありますが、許して感謝を忘れず笑顔でいればいつか雨降って地固まるになるはずと信じています。

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(育苗中です。ネズミに種を食べられて四苦八苦。写真奥のように地面から離すと被害はなくなりました)


メへへ農園
HP https://gobacknature.com/

challenger

澤村悠行

澤村悠行(さわむらゆうこう)
メヘヘ農園
石川県 羽咋市

1978年千葉県生まれ。幼少期、祖父母の暮らす岩手で目にした、動植物が織りなす彩り豊かな原風景を忘れられず、「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則氏の自然農法に触れたことを契機に本格的に就農を決意。移住先の羽咋市で自然栽培を学んだ後、2022年4月「メヘヘ農園」を開業。無農薬や化学肥料不使用を前提条件として、野菜や米の収量を高める道を探索する。将来的には、動物、植物、人間が共存し、化学反応が起きる空間づくりを目指している。

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