2015.12.19
気付き、意識する、未来を見据えて
最後のブログの執筆となりました。
まず1年間のご愛好どうもありがとうございました。
読んで知ってくれた方、関わってくださいました皆様へ、
この場をお借りしまして深く御礼申し上げます。
このプロジェクトに取り上げていただき、沢山の出会いがあり、
皆様を様々な鏡として更に邁進していきます。
今、素直にそう思っております。
この1年で一番の収穫は、マインド・・・つまり意識改革が出来たことです。
自分自身と家族の生き方を深く掘り下げ、インプットやアウトプットを繰り返し、
更に磨きをかけてきました。
畑や、実際の栽培の出来不出来、農業の行く末といったことよりも、
実は「自分がどうしたいのか?」今はそれが一番大切なんだと信じて疑いません。
そう思わせてくれるきっかけと自信をいただいたのです。
本当にありがとうございました。
以下、これからの「みなもと農園」が進むべきワクワク道を、妻からご紹介いたします。
危ぶめば道はなし、迷わずいきます。それではどうぞ。
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こんにちは!妻の佐藤宏子です。
先日、青山で開かれた 写真展 で久しぶりに関係者の皆さんにお会いできて嬉しかったです。
この取り組みの素敵なところは、色々な地域の有機農家さんと知り合いになれるというところ。場所も違えば土も気候も違うから、得意な作物や育て方も少しずつ違う。
「有機農家」と言ってもそこには様々な在り方で野菜を育てている方たちがいる。
そういう一人一人の生き方そのものが、価値なんだなぁって実感しています。
旦那さんは最近ますます種を愛ではじめ、海外の珍しい、何世代にも渡って自家採種され受け継がれてきているエアルーム品種と呼ばれる種(日本でいう伝統野菜のようなもの)から、個人で自家採種をしている方が育てる希少な品種まで、ありとあらゆる種たちが我が家に集まってきています。
自分の好奇心とワクワクのままに動いたら、彼の頭の中にはすっかり次の構想である
「みなもと農園 the Garden」が構築されつつあるようです。
来年に向けてお互いのやりたいことを話し合っていると、
野菜を売ることがメインではなくなるかも知れないけれど、
これもひとつの「有機農家」のカタチになるんじゃないかなぁ。なんて思えてきてしまう。
大規模経営ではなく、個人で楽しく「有機農家」という生き方を今まさに育てているんです。
好きなやり方で、好きな野菜を作り、好きな仲間たちと、
日々の暮らしに畑があるライフスタイルをどんどん充実させていく。
私たちの考える「有機農家」は自分たちの世界を広げていくためのひとつの手段。
自由でクリエイティブに生きていくための道。
だから私は有機農家を選ぶ。
あなたも刺激的な人生を歩みたいのなら是非、
「有機農家」というワクワクに満ちた世界を選んでみませんか?
栽培も種もワクワクが基準!
佐藤友明(さとうともあき)
神奈川県 松田町
無農薬の自然菜園として足柄みなもと農園~わくわくお野菜ランドを運営している。2013年に夫婦で就農。1972年生まれ神奈川県出身。