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天野圭介 お山の中のフォレストガーデン

2017.11.08

道具小屋ができました

やばい!!なんか、寒くなってきましたね~。本日も絶賛自転車操業中の我が家は、まだ外壁張ってないところがあったり、暖房ゼロだったり、来る冬対策というものが全くできていない…11月下旬には知人にお願いした薪ストーブがやってくる予定ですが、薪置き場がない…なんとか早く冬支度をしなくては。。

10月の我が家はというと、ほとんど地域のお祭り三昧でした。住んでいる村のお祭りと、育った村のお祭りの両方に参加している為、10月はほぼお祭りしか記憶にございません。地域の人たちと一緒に騒ぐ、大切なお祭り。今年も秋が足早に遠ざかっていきました。

今回は、ついこの間完成した新しい道具小屋について書きたいと思います。昔住んでいた場所に置いたままだったフォレストガーデンを作るための大切な道具たちを引っ越しすべく、近所の土木屋さんから要らないコンテナハウス(工事現場に置いてある事務所)をクレーン車でもらってきて、道具小屋に改修しました!

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(道具小屋の外観。まだ塗装してないので、現場感満載)

雨漏りだらけだった屋根を新しくして、内装のベニヤやボードを全部はがし、中も全部水拭き掃除。元林間学校から大きなスチールの棚をもらい、村の人からこれまたスチールの棚を2つもらい、愛すべき道具たちの新居が完成。毎日一生懸命働いてくれている道具たちを、きれいで快適な環境で保管したい!そんな夢がやっと叶いました。

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(フォレストガーデンを構成するための木登りに必要な仲間たち)

開業以来、コツコツ働いては揃えてきた道具たちが、誇らしげに棚に並びます。輝かしく棚に並ぶチェーンソー。一つ一つがいちいち高い木登り道具。草刈り機に電動工具。何故男たちは道具を集めてしまうのか?自分も気付けば道具好きでした。重要なのは、全部使っていること。無駄な買い物はしていません(笑)新しい道具小屋で喜びに浸っています。しかし、むなしくも、コンテナハウスには「避難場所」の札がかかっており、今日からここは道具小屋兼僕の避難場所となりました。家族に道具の素晴らしさが分かる日は来るのかな…


さぁ、気を取り直して薪ストーブ入れなきゃ!せっせと今日も働きます。

 
 

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(気づけばいろんな道具に囲まれて。現代山暮らしには必要なものも多い)

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天野圭介

天野圭介(あまのけいすけ)
静岡県 浜松市

1985年神奈川県生まれ。2歳の時に父が脱サラし、静岡県の山奥でペンション経営を開始。そこでの自然と一体となった暮らしを原点に、アフリカ諸国を旅した後、オーストラリアでパーマカルチャーを学ぶ。帰国後、2014年、郷里に近い浜松市にて就農、農園『ONE TREE』を始める。米や大豆をメインに栽培。2015年には、世代を超えた有機農家の連携を図るために「ラブファーマーズカンファレンス」も開催した。

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