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2018.08.31

|北海道研修レポート|北の大地 上富良野研修

SHARE THE LOVE for JAPAN(以下STL)では、地域やテーマごとに参加農家さんが集まり、農業技術などについて学び合う機会が生まれてきています。7月27日(金)に、静岡県の天野圭介さんが北海道の村上昭平さんの圃場へ研修に行ってきました。

詳しくは、天野さんのレポートをご覧ください。

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|当日のタイムスケジュール|

2018年7月27日(金)
09:00 圃場到着
09:30 トマト、トウモロコシ、ジャガイモ、人参の圃場見学
11:00 豚舎見学
12:00 昼食(村上農園の豚肉BBQ)
14:00 解散

第一の感想は、とにかく圃場の一つ一つが大きい!
標高の高い山が少なく、なだらかな丘陵地が多いこの地域では、大型の機械を使った耕耘、植え付け、収穫の大規模農業が展開されている。

村上さんのおじさんが主に栽培している畑の面積は97ha。そのうち、65haで有機栽培をしている。有機に転換したきっかけは、豚舎からでる糞尿の処理に困ったから。

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(豚糞堆肥を見学)

土質は火山灰土で水はけがよく、痩せ地の為に豚舎で出る豚糞をバークやもみ殻と混ぜ発酵させ、圃場に散布している。有機栽培の基本は輪作とコンパニオン栽培。元々あった雑木の森の土に近づけていくことが土づくりの目標で、よく土ができれば大規模面積でもやっていける。ただ、傾斜地の圃場が多いため、集中的な豪雨が降ると土壌が流出し、被害が出やすい。

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圃場を見学させて頂き、開墾から今に至るまでの並々ならぬ苦労が伺えた。そのためか、村上さん家族はとても芯が太く穏やかで、温かい。集落自体は過疎化が進むものの、農家のほとんどに跡取りがいて、農業がしっかりと次世代に受け継がれているのも印象的だった。今回の研修の目的は、どのように大規模面積を経営しているのか(土づくり、輪作体系、病害虫対策など)、また大規模に展開される有機栽培がどのような影響を環境に与えているのかを学ぶことであったため、村上一家の農業に取り組む姿勢、技術、考え方、そして生き方に多くのことを学ぶ研修となった。

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