SHARE THE LOVE

2013.10.20

第3回ピザ作りワークショップ@土と平和の祭典2013

こだわり農業の大型イベントに出展し、みんなでピザを焼きました!

日本最大級の有機農業フェスティバルに参加!

各所のイベントに登場しているSHARE THE LOVEのワークショップ。第3回目となる今回は、日比谷公園で行われた土と平和の祭典2013に参加しました。土と平和の祭典は、日本最大級の環境配慮型農業と農的暮らしのフェスティバルで、オーガニックな食と農の文化祭。こだわりの野菜・食べ物をおいしくいただきながら、次の世代の農業を語り合う「楽しく学ぶ場」は、まさにSHARE THE LOVE!ということで、私たちもトラックに石窯とこだわり野菜を乗せて参加いたしました。

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雨…それも大雨! 石窯は大丈夫か?参加者は集まるのか?

当日の天気予報は小雨、午後には上がるとのことで、それほど気にせずいつも通り準備をしていたら、まさかの大雨。私たちがまず心配したのが、手作りの石窯が濡れてしまうことでした。というのも、土に還る自然素材で作られたこの石窯は、ほぼ土でできているため、ずぶ濡れになると崩れて変形してしまう恐れがあるのです。トラックから降ろす時はみんなで力を合わせて、慎重に石窯を運び、やっとのことでテントの下に入れました。強い横雨の際は石窯が濡れてしまうため、1日中ドキドキしながらのイベントとなりました。
そしてもう1つの心配は、この大雨では参加者が集まってくれないのではということ。雨は弱まるどころか激しくなる一方で、なかなか人がやってくる気配がありません。しかしTRUCK STOREに野菜を並べ、石窯からモクモクと煙が立ち上がると、「なんだなんだ?」「楽しそう!」と徐々に人が集まり、1回目のワークショップから満席となりました。
そして参加いただいた方々と一緒に、わいわい楽しくピザ作りを体験。ピザを食べ終えた後も「レシピを教えて!」「家のオーブンで作る時の設定温度は?」「この石窯はどうやって作ったの?」などいつも以上に多くの質問をいただき、手で作ることの面白さを感じていただけました。

こだわりの農法を実践し、若い世代に伝える鶴見さん

ワークショップで使用した野菜は、今回もSHARE THE LOVEで支援している有機農家さんのもの。当日参加いただいた提供者の鶴見博さんは、そのこだわりの有機農業について「本物の野菜の味を届けたいと20年前に取り組み始めたのが有機農法。今は有機農法の中でもさらに大地に負荷のかからない、堆肥を使わない炭素循環農法で育てています。当時から誰からも有機農法なんて不可能だと言われ全く理解されませんでした。」と語りました。「でも最近は若い熱心な農家が現れ、教えてくださいとやってくる人も少しずつ増えてきて、それがうれしいんですよ。」と、持ってきたサツマイモを片手に笑う鶴見さん。私たちSHARE THE LOVEのプロジェクトも、1つ1つの出会いを大事にして、少しずつ広げていけたらと思います。

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