SHARE THE LOVE

2016.12.21

SHARE THE LOVE for JAPAN収穫祭2016「耕す人になる。」レポート①写真展・トークイベント編

11月17日(金)・18日(土)、SHARE THE LOVE for JAPANは、東京国際フォーラムで開催された「第1回オーガニックライフスタイルEXPO」に参加しました。

毎年この時期には収穫祭としてイベントを行ってきたSHARE THE LOVE for JAPAN。今年は参加農家さんの『写真展』だけでなく、EXPO会場内での『生産者マルシェ』への出店や『トークイベント』の開催など、新たな趣向に臨んだ2日間となりました。

参加農家stl_expo16A_083

今年は、「耕す人になる。~土を育て、土で育て、土に育てられる。~」をテーマに掲げ、さまざまなプログラムを展開。今回は第一弾として、『写真展』と『トークイベント』の様子をご報告します。
今年で3回目となる『写真展』では、参加農家の皆さんの日々の姿や丹精込めた農産物を、公文健太郎氏の迫力ある写真パネルで掲出。毎年メンバーが増えて行く中、ますます見応えのある展示になったと来場者の評判も上々でした。

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写真上 SHARE THE LOVE for JAPANカラーのオレンジが印象的な空間。参加農家さんの日々農業に取り組む姿や美しい農風景。生命感溢れる野菜たちがゲストを迎えます。

写真下 写真家 公文健太郎氏。土と一体となって撮影する姿に、被写体となった農家さんは皆ファンになってしまいます。

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そして、今年初めての試みとなった『トークイベント』では、6つのセッションを実施。SHARE THE LOVE for JAPAN参加農家を中心に、日々の活動を支えて下さる皆様をゲストに迎え、それぞれの想いを熱く語る時間となりました。

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セッション1.「頭抜ける米づくり」 
■左・先駆者|遠藤五一氏、、右・開拓者|村田光貴氏、進行|小倉崇氏 
米・食味鑑定コンクールでダイヤモンド褒賞に輝く遠藤さん。自らのアレルギーの経験を生かし、来年の米まで売り先が決まっている村田さん。二人の〝頭抜けた〟米作りにかける情熱溢れるセッションに。

セッション2stl_expo16A_069

セッション2.「“地域”と農の切っても切れないお話 」 
■右より 開拓者|細渕有里氏、今村直美氏、先駆者|金子美登氏、トラットリアアズーリ シェフ|新妻直也氏、ポタジェ 食べる通信from埼玉 プロデューサー|齋藤哲也氏、 進行 事務局|山田
異なる立場の人々が互いに理解し、支え合って暮らす礎として、地域に根差した農業の大切さを、農家・シェフ・メディア、そして消費者の視点から、お話いただきました。

セッション3stl_expo16A_077

セッション3.「耕す人とその風景」
■写真家|公文健太郎氏、左 開拓者|橘内孝太氏、右 挑戦者|天野圭介氏、進行|事務局 山田
SHARE THE LOVE for JAPAN参加農家をはじめ、全国の農家を撮り続ける公文さんを囲み、日本の原風景である農の風景について、イベントに参加してくださった農家さん全員での熱気あふれるファミリーミーティングとなりました。

セッション4

セッション4.「種が大切だって言い続けようぜ!」 
■左 warmerwarmer|高橋一也氏、右 開拓者|雲英顕一氏
「在来種」を絶やしたくない。その想いを繋ぐ二人が、国内だけでなく世界のスローフード界の「種」を守る活動を熱く語ってくださいました。

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セッション5.「田舎暮らしのすすめ」
■左より 開拓者|大野收一郎氏、 挑戦者|北川美帆氏、田畑勇太氏 進行|事務局 冨田
生まれ育った土地を離れて、田舎暮らしを選んだ理由、農業を通じて得られた豊かな日々について、自らの原体験を交えたプレゼンテーションを行いました。

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セッション6.「耕す人になる。」大地にやさしい農業/有機農業を志す新規就農者たちの公開ディスカッション 
■進行 マイファーム代表取締役社長|西辻一真氏、、開拓者|雲英顕一氏、今村直美氏、挑戦者 |阿部正臣氏、高橋佳奈氏、繁昌知洋氏、八兒美恵子氏、渡辺博之氏、事務局|冨田
立ち見も出るほど盛況だったメインステージ。「こんちくしょう・やればできるじゃん・僕(私)生きてるなあ」の3つのテーマで語るそれぞれが語る中、挑戦者達の初々しい情熱や先輩となる農家の温かい言葉に、共感の笑顔と温かい拍手が惜しみなく送られました。

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写真 メインステージでの大役を終えて、ほっとひと息。お疲れさまでした!

SHARE THE LOVE for JAPAN収穫祭レポート マルシェ編 へつづく

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