SHARE THE LOVE

2016.12.21

SHARE THE LOVE for JAPAN収穫祭2016「耕す人になる。」 レポート②マルシェ編

前回 (「耕す人になる。」レポート①写真展・トークイベント編) に引き続き、11月17日(金)・18日(土)東京国際フォーラムで開催された「第1回オーガニックライフスタイルEXPO」でのSHARE THE LOVE for JAPAN収穫祭の様子をレポートします!

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地上階で開催された生産者マルシェには、SHARE THE LOVE for JAPANに参加する挑戦者・8名、開拓者・6組、先駆者・3名が各地から集合。販売のお手伝いなどで参加して頂いたそれぞれのお仲間も含めると、参加者は総勢30名を超え、挑戦者、開拓者、先駆者が一緒に協力し合いながら交流を深める場となりました。

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天候に恵まれた初日は、ウィークデーのオフィス街という立地条件もあって、イベントを訪れたビジネスマンやお昼休みのOLなどで賑わいを見せました。

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特に、参加農家の育てた、お米を炊き上げたごはんや、滋味あふれる季節野菜をふんだんに使ったポトフの試食が始まる時間になると、美味しそうな匂いに誘われて人が集まり、キッチンカー前の行列は20名以上に。試食で味わった野菜を指名買いして行かれるお客様も多く、実際に自分の舌で味わうと、普段の野菜とは一味違った魅力を感じるということが如実に表れていました。北は東北、南は九州まで、全国から集まった農作物や加工品がずらりと並ぶなか、目移りしながらも楽しそうに商品を選ぶお客様の笑顔がたくさん見られました。

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二日目は生憎の空模様で、イベントの客足への影響が心配されましたが、お昼前には雨も上がり、雲間から光が差すまでに回復。17時の閉店の頃にはほぼ完売というブースもいくつか現れ、多くのお客さんとの出会いを得て、今年の「SHARE THE LOVE for JAPAN 収穫祭」も有終の美を飾ることができました。

また、両日共に著名レストランのシェフたちも多数来場してくれました。価値ある農作物を足と舌で探し出すプロフェッショナルを前に、自ら育てた野菜の特徴について、自らの言葉と情熱を持って伝える経験も勉強になったと参加農家の皆さんから感想をもらいました。このマルシェの場をきっかけに、実際に取引が始まったシェフと農家も生まれました。こうした新しい出会いの場を提供することも、SHARE THE LOVE for JAPANというプロジェクトが果たす役割の一つと考えています。

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11月の東京を舞台に、プロジェクトに参加するたくさんの農家が顔を合わせることができたこと。就農のきっかけ、農業を営む地域、農家としてのキャリアといった様々な立場の違いを超えて、同じく「大地に優しい農業」を志す仲間として確かなつながりを持てることこそ、SHARE THE LOVE for JAPAN参加農家の皆さんのモチベーションになっている。そんな確信が得られる光景が、この2日間のあらゆる場面で見られたことは、プロジェクトに関わる全てのスタッフの喜びともなりました。2017年も引き続き、SHARE THE LOVE for JAPANに参加してくれる農家の皆さんにとって学びと成長、そして多くの出会いが得られる場を提供して参ります。

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