SHARE THE LOVE

2015.12.14

「それでも有機農業という生き方を選ぶ」イベントレポート

SHARE THE LOVE for JAPANは、2015年の“大地にやさしい農業”を応援する活動の集大成となるイベントを11月21日(土)~23日(祝)まで、東京青山のライトボックススタジオにて開催いたしました。

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 「それでも有機農業という生き方を選ぶ」と銘打った本イベントでは、震災により移住を余儀なくされた全国に散らばる有機農家の方々や、有機農業に取り組みはじめてまだ日が浅い挑戦者、そして、立ちはだかる壁をさまざまな知恵と努力で乗り越えてきた有機農業の先駆者ら、SHARE THE LOVE for JAPAN に関わりを持つ32人の有機農家の物語をお伝えするために、写真・言葉・動画そして農作物の展示を行いました。
 有機農業の先駆者や挑戦者が真摯に大地と向き合いながら誇り高く生きる姿を撮影した写真家・公文健太郎氏の写真を中心に、それぞれの農家のみなさんが農業にいそしむ姿、その思いを伝える言葉や動画を通じ、有機農業という生き方を選んだ誇らしさを表現することで、ご来場いただいた多くの方の共感を得られたと感じております。

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 同時に、ご参加の有機農家の皆様の手による農作物を楽しんでいただくコーナーでは、思いや姿だけでなく、実際の農作物を通じて、この一年の取り組みを実感していただくことができたかと考えております。

来場のお客様からは、
「たまたま生産者さんと隣り合わせになり、就農についての話など、なかなか聞けない話を聞けたり、同じ食事を楽しむ交流の機会が得られた事が良かった。」
「有機農法が正解かには色々な考え方があると思うけれど、おいしいもの、よいものを作り続けようとする人の手や言葉は等しく美しい。」
といったコメントをいただきました。

また最終日には、SHARE THE LOVE for JAPANの活動に関わってくださる多くの農家さん、関係者のみなさまに集っていただき、今年の締めくくりにふさわしい集まりにすることができました。

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わざわざこのイベントのために遠方からお越しくださった農家の方も多く、大変感謝しております。

SHARE THE LOVE for JAPANは来年も「大地にやさしい農業」を応援する活動をつづけていきます。

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