
ソヤ畦畑(うねはた)
1985年岐阜県生まれ。東日本大震災を契機に生き方を考え直し、食の分野で故郷の資源を活かせる仕事に就こうと決意。「土地の個性」「土の力」を最大限に活かして素材を輝かせる自然栽培に活路を見出し、2017年4月「ソヤ畦畑(うねはた)」を開く。自家採種や固定種・在来作物の栽培を通じて、野生味あふれる美味しさ、美しさ、楽しさ、種や命の儚さを表現していきたいと語る。
美味しいは種からはじまる
自家採種を続け、一年を通して芽吹きから根付き、茂り実り熟し、朽ちて種を残す様を間近で見ていると、野菜たちが仕事仲間や家族のように感じられ、また、畑の生き物、山の木々、川の水も、生きる力に溢れているように感じます。
野菜は食糧であり、農家としては商品(出荷物)です。たくさん良いものを育て、より多くの方の食卓が豊かになるような美味しい野菜をお届けすることはもちろんですが、それだけにとどまらず、農業という仕事を通じて『いのちの巡り』『季節の流れ』を感じてもらえるような加工品やギフト商品の開発、販売にも力を入れています。
豆に思いを馳せて
岐阜県は海がなく、四方が山に囲まれています。貴重なたんぱく源として『大豆』などの豆類は昔から大切に育てられてきました。それ故に、味噌や醤油、豆腐、納豆などの大豆製品の製造メーカーが今でも数多くあります。しかし原材料のほとんどは海外からの輸入品です。豆は長期保存ができ、数々の加工品に変化します。日本人の食文化に馴染みが深く、僕自身も思い入れの強い作物です。
雪深い飛騨地方は冬は野菜作りができません。翌春までの間、豆をより身近に、美味しく召し上がっていただけるように、自家栽培の豆を数種類使用した「豆のパウンドケーキ」の製造販売をしています。飛騨の新しい豆文化を発信していけるよう、日々奮闘中です!
飛騨伝統品種の豆類をはじめ国内外の在来種・固定種・自家採種を中心に季節の野菜を年間約50品目
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