2014.09.12
トマト祭り
夏の終わりの土曜日に、畑でトマト祭りを開催しました。
いつもなら畑の肥やしにする様な出来損ないのトマトでも、色んな人たちと投げ合えば盛り上がるかなと、軽い気持ちで言ってしまったのが発端のイベントです。
当日は、朝から結構な勢いで雨が降っていたので単なる収穫するだけのイベントに切り替えたのですが、藤野の友人で、よく畑にも来てくれる土屋さん家族が「雨でも大丈夫なように」と、タープなどを持って畑に収穫準備をしに来てくれると雨も霧雨程度になり、「これなら収穫は出来るね」なんて話していると、雲がみるみる少なくなっていって、結局晴れちゃうんですね。
さすが!晴れ家族。天晴れ。
そこで、急遽、集合をかけました。
来てくれた皆さんには二度三度の予定の変更にも関わらず良い場を作ってくれたことに感謝してます。
SHARE THE LOVEでお世話になってる皆さんと、その関係で取材に来てくれたメディアのメンバーを駅に迎えに行って、お祭りスタート。
最初は初めましての微妙な感じでしたが、誰かがトマトを投げ始めると、次から次に飛んでくるトマトを避けながら、やられた仕返しに躍起になりながら飛んだりはねたり転んだり、ギャーって声と笑い声を聞きながら収穫が進みます。
すると、あっという間に収穫も終わり、投げられるトマトも尽きてしまう有様。
来年は更に株数を増やす決意を固めるのには充分な賑わいでした。
昼ご飯も前回同様、深夜食堂の僚さんが作ってくれました。
また、写真も藤野の袴田和彦君にお任せです。袴田君にはいっつも良い感じに撮って貰ってますが、「今回は戦場カメラマンみたいだ」と、飛んで来るトマトにヒヤヒヤした様子。
ありがとう~‼︎
昼食後にはアイスバケットチャレンジがあったり、お土産野菜を収穫したりと、昼までのイベントとは思えない程の濃い内容でした。
みんなが食べる野菜ですから、食べる人の手で世話したり収穫したり、良いことも悪いことも目に見える農園って良いんじゃないですか⁈
次はみんなで大根を抜きますよ‼︎
冬の大根は寒さから身を守るために糖度を高くしているそうです。寒いからこその、冬以外には出ない味ですよ。
初めましての方も遠慮なく参加してください。段取りこそ下手ですが、受け入れ態勢はバッチリです。楽しくやりましょう‼︎
自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市
1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。