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2014.08.29

自分を伝える

お盆の時期は休みの人も多いと思いますが、今年、自分は休みの時期を微妙にずらして宮城の実家に帰ってみました。写真はその時車窓から撮った夕陽です。

混雑もなく、ほぼ時間も予想通り。ストレスなく着くことが出来て、早速、同級生と酒を飲みに出かけました。

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ほぼ記憶通りの同級生達と、それぞれの現状報告からの昔話へ。
いつものような感じで始まり、お酒が進むと仕事やプライベートでの愚痴が始まります。
これもいつも通りです(笑)。

そんな中で、このブログやSNSを通じてつながってる地元の友人から
自分がやっている「農薬・化成肥料を使わないで野菜を育てる」ことや、
私が住んでいる地域も田舎という意味では同じような地域なのに、
「宮城と比べて活気がある理由が分からない」ってことを聞かれ、話をしました。

ところが、「たかだか野菜でも、育て方が違うだけで味が変わる」
また、「どんな人が暮らしているのかで田舎の活気も変わる」なんて話をすると、
理解は出来るようだけど納得はしてもらえなかったり、話してるこちらも、まるで新興宗教の勧誘をしてるような話しになってしまって、モヤモヤしました。

更には、見える部分ならまだしも見えない部分、
例えると「土の中の微生物が何を感じて考えているか」を感じるなんていうことは、
説明のしようがなくてどうにも困ってしまいました。

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一言で田舎や野菜(又は土)と言っても、場所が少しでも変われば、話しも全然違う。
その違うとこだけをズラ~っと挙げてみても、ある部分からは恐らく当事者でないと分からない。

それでも自分は、野菜の話をするなら大事なのは土だろうと思っているので、そう伝えたつもりです。
そうして、話している内に、農業と田舎(=地域)の風土っていう、
一見、何の繋がりも無い話題が、自分の中でリンクしてる気がしてきました。
田舎も野菜(又は土)も、どこかの誰かの成功エピソードを鵜呑みにしたり、自分が望むように改善するのではなく、田舎や野菜そのものにとってより良くなるような改善をしていくことが、結果、自分自身にとっての満足につながるように思えたんです。


ただ、こういった、一般的にわかりにくい事を説明するってことがこんなに難しいとは思いませんでした。
特に自分なんかは、状況を客観視するより自分の感覚の話に終始する有様だったので、誰かにモノを伝えるのが上手く無いんだなって実感しました。

ということは、仲良くしていた同級生ですらそうなら、今まで書いてきたこのブログ記事や、誰かと話してきた事も、もしかしたら2割も伝わってないんじゃ無いか⁈
と感じたんですが、読んでもらってる皆さんどうですか?

challenger

油井敬史

自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市

1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。

写真家の眼 油井敬史

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