2014.07.25
効率
畑でiphoneを触っていると、こんなにちっこいのに多機能で便利な道具がある時代なのに、
いちいち、手で草の根を引っこ抜いてる自分の江戸時代感になんだかなーと思ったりもする。
写真は、畑を開墾している時の様子。
手作業で、念入りに雑草を根から引き抜いてます。
イチからどころか、マイナスから畑のために汗を流します。
だから、時折、効率について考えたりもする。
だけど、厄介なことに、効率と味は両立しない。
こっちは、開墾した畑に、引き抜いたはずの雑草を混ぜ合わせてる様子。
こうして微生物の餌としてあえて雑草を混ぜ合わせることで、土の力が育ちます。
肥料をあげずに、畑の土の力で野菜を育てるってことは、こういうことなんだと思う。
自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市
1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。