SHARE THE LOVE

2014.07.04

折り返し

今年も半分終わった所で、これまでを振り返ってみたいと思います。


まずは1月。大根や人参が美味しく出来たり、パクチーが冬越えするのを知ってビックリしたのをおぼえてます。
2月3月は雪の為身動き出来ず。
4月、雪の影響が残る中、夏野菜の準備と春の野菜を仕込む。
5月にようやく春野菜出荷。
6月は、夏野菜の仕込みで毎日地獄を見てます。

ざっと上げていくとこんな具合ですが、やはり収量がまるでダメ。
見積もりが甘すぎて満足な量を確保出来ていません。
まだまだ作業にケツを叩かれながらやってる様なもので、こちらが管理しているとはいえない状況です。

本来ならば、
「苗が良い状態で畑に植えられる様にする」
「雑草が成長を邪魔しない様にする」
「次の段取りしてストレス少なく仕事を進める」なのですが、
どれもこれも後手。

現状を改善していく過程で予想外の様々な事が起きてしまうので後手に回るのは仕方ないにしても、もう少し時間や作業の配分と天候を考えた先回りをカチっとできればと思ってます。
暑いからってダラダラしては、夜寝る前に後悔が頭を駆け巡り、寝つきが悪くなります。

0704yui omoi orikaesi

ただ、去年や一昨年の失敗を乗り越え、不得意だったものも収量は少なくとも段々と育てられる様にもなりました。

例えばパクチー。去年までは発芽しなかったのですが、栽培に成功している人の畑の環境を観察し、育て方を聞きながら『どうすればその環境に近づけられるか」と色々試行錯誤した所、発芽してくれました。
相棒の内田は匂いがダメでブーブー言うので、自分一人でコソコソ育てています。
去年は草に負けて小さいままだった人参も、今年は先回りして雑草を抜いたり藁を敷いたおかげか、順調に育っています。


これはこれで成長ですし、細かな事でも常に新しい事に挑戦している毎日は大変充実しています。

最近は周りの皆にチヤホヤされて調子に乗ってますが、まだまだ四年目。ここで満足しているわけにはいかないと、浮ついた自分の記事を見ながら褌を締め直します。

最後に、今年の目標に掲げたJAS申請ですが、忙しさにかまけて進んでいません…これなんとかしないといけないんです。


誰かもう一人俺をください。

challenger

油井敬史

自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市

1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。

写真家の眼 油井敬史

archive

もう一人の挑戦者宮本雅之

BACK TO TOP