2014.06.11
ユンボさん
前回の野山の深夜食堂に引き続き、仕事をご一緒させてもらってる奇特な親方の紹介です。
全身紺色のこの方はユンボさんといって、自分が最近アルバイトで入っていた現場の親方です。
写真に写ってる石積みの壁を一緒に作りました。
一人で宅地の造成から趣味の燻製まで、幅広くこなす親方です。
ユンボさんの仕事は安全かつ長持ちすることはもちろんですが、
発想が面白くて、さらにアイデアから実行までのスピードがとても速いので、
石積み職人さんが嫉妬するほどの独創的な仕事です。
現場の雰囲気も遊びかってくらい自由な空気で、いつも刺激をもらっています。
畑の相方である内田とは、お互いに週一回休みを取りますが、
その休みの日に自分はユンボさんの仕事を手伝いに行っています。
おそらく一年間で360日くらい動いてます。
家族からは非難を浴びますが、この現場が面白過ぎて一日をボケッとしてしまうのが嫌になったほどです。
そんなユンボさんが主宰する『自由土木・十楽(じゅうらく)』は、
家庭菜園や庭のデザインなども計画していて、これからもっと刺激のある集団になりそうです。
十楽の仕事も楽しいことが起こり次第報告します、お楽しみに。
自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市
1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。