2014.04.24
準備中
山に、杭になりそうな杉と落ち葉を集めにいく。
杭は畑の外周に打ち、獣よけの柵を作るのに使う。
そうでもしないとイノシシや鹿がせっかく育てた作物を食べに来る。
落ち葉は、水と米ぬかと一緒にして踏み固めることで発酵を促し、苗作りの温床を作る為に使う。
これがないと夏野菜が出遅れるので、春を迎えた畑での大事な作業です。
デリケートな話だと、落ち葉なんかは特に放射線の問題がありせっかく土になっても畑に撒けません。すぐ近くにある資源すら使えない不便さはこれから考えていかないといけない部分です。
自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市
1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。