SHARE THE LOVE

2014.12.19

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早いもので、最後のブログ記事となりました。


今年は、今まで以上に関わってくれる方が増えに増えて、とても慌ただしく、実りが多い年でした。
一年間読んでくれた方とかいるんでしょうかね?奇特な方ですね、ありがとうございました。お陰で締め切りにケツを叩かれることはあっても、休まず出来ました。


農業というと、平均年収ですら稼ぐのも大変で、割に合わない重労働が付いて回るイメージかと思います。実際にそういう面もありますが、新規就農間も無い時に、この『SHARE THE LOVE for JAPAN』の話を頂き、色々な方と交流する中で、「美味しい」とか「嫌いだった野菜も食べられるようになった」とか聞くと、お金を稼ぐだけで携わるのが勿体無いくらい魅力がある仕事だということを事を知りました。


もちろん、まだまだ分からない事も多く、失敗なんて当たり前です。「やるっ!」って言って出来てないことも…思い出したくないですが沢山あります…。
どんな仕事もそうでしょうが、「考えまくって、動きまくって何年も関わるうちになんとなく出来てくるんだ」とか、「失敗なんて諦めない限りは間違いなく後で活きてくる」ってことも身をもって学べました。創意工夫や諦めの悪さを鍛えられたかと思います。
本当に関わってくれた方のお陰です。改めてありがとうございます。
なんてしおらしい事言うと思ったら大間違い。


人の言うことを聞かずに育てた自分の野菜が、『SHARE THE LOVE』にも登場している先駆者の方々の野菜にも劣らないと知ったその日から、自分が考える美味しい野菜を狙って育てられるように畑や関わってくれる方々と育てていきたいし、沢山育てたいし長く続けられるように考えて動いていこうと決めました。


もしかしたら『SHARE THE LOVE』とは関係ないところで僕の野菜を見ることもあるかもしれませんし、このような感じでブログは終わってもSNSなんかで苦労や喜びはじゃんじゃん見せていきます。


こんな奴が育ててるんだと思い返してもらえるならやった甲斐があったって事ですよね?
是非思い返してください、野菜が美味しく感じるはずです(笑)。

1219 yuiomoi

challenger

油井敬史

自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市

1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。

写真家の眼 油井敬史

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