SHARE THE LOVE

2014.12.01

畑でつながる人

ここのところ、色々な形で畑に人が来ることが増えました。


例えば『asobi基地』さん。
都内の未就学児以降の子供とその親御さんへ色々な遊びや学びの場を提供したり、子育てに関わる様々なサポートをされる団体なのですが、毎月、畑に来てくれます。
少し開けた畑なので子供が走り回ったり、のんびりお茶したり、ピクニックのような感じで利用してもらってます。
子供達のパワーに毎回圧倒されますが、畑の雰囲気が良くなってるというか、野菜や土が元気を貰っている気がします。


その他にも、近所の友人知人が直接畑に野菜を買いに来たり、暇だからと作業を手伝ってくれたり、畑が見たいと見学に来たり。
多分、皆さんが思うより賑やかな畑になってます。

1126yuizakki

この記事が載っている「SHARE THE LOVE for JAPAN」のイベントでも友人達が藤野や藤沢から集まってくれて、オシャレな代官山にいつもの顔が居るせいで現実感の無い不思議な感じになっていました(笑)。


そのイベントでも、新たに知り合う人や持っていった野菜をとても喜んでくれた方が居たり、ゆっくり話してられる訳でも無かったのですが先駆者として有機農業の最前線にいる方々とのちょっとした会話なんかも為になりました。

1126yuizakki2

先駆者の方々も意外と自分と似たような苦労をされていたのですが、でもその苦労を解決する発想がユニークだったり、(先駆者の方々が)自分のことを話し出した時の目の色や雰囲気の変化には、自分がしている農業への覚悟やプライドが感じられて尊敬すると共に刺激になりました。是非またお会いしたいし、畑にも伺いたいと考えています。

同時にとっ散らかっていた自分のこともまとまり始めた感があります。
それはもちろん「先駆者の方々の跡を追い自分も有名になってやる!」ではなく、出来ることから集まってくれる皆さんと作っていく方向ですが、これはこれできっと面白くなるだろうとの思いを強くしています。

challenger

油井敬史

自由を愛する畑びと
油井敬史(ゆいたかし)
神奈川県 相模原市

1979年宮城県角田市生まれ。
レストランなどの飲食業勤務やアパレルショップの経営を経て、有機農業の会社で二年半の研修を受けた後、昨年9月に就農。

写真家の眼 油井敬史

archive

もう一人の挑戦者宮本雅之

BACK TO TOP