2018.11.19
オリーブが成長しました。
11月に入って南アルプスの山々にも冠雪が始まり、オリーブの成長も止まったようです。
元気に育ってくれた今年のオリーブの成長を振り返ってみます。
下の写真は昨年9月に植えた最初の畑のルッカ。
左が昨年12月、右が今年10月の写真で、約1年間後の姿となります。
(オリーブの成長)
写真では分かりにくいかもしれませんが、
身長では125→210cmとなり、85cmも伸びて、順調すぎる伸び。
ルッカという品種は成長が早いという特徴があります。
毎日見ているはずですが、
あらためて見返すと昨年12月のオリーブの小ささが信じられません。
これは昨年9月に植えた時とあまり変わらない状態でした。
1年経ち、枝は増えましたが、幹の太さの成長は1cm→2.5cmで、
枝ぶりに対しては細く、柔らかいです。
太く固くなって支柱なしの自立までは、もう1年くらい必要そうです。
春から秋にかけてオリーブたちは大好きな太陽を浴びて、輝いて見えました。
時折なんとも言えない「絶好調の鮮やかな緑色」という日があり、
見ているだけで気持ちが良い季節でした。
昨年の秋植えのオリーブと、今年の春植えで成長度合いを比べると、
やはり昨年の秋植えの方が成長がよく、春植えはいまいち。
ただ秋植えは冬越えで5本枯れてしまいました。
今年の春植えの冬越えの結果次第で、
南アルプスでは秋植えと春植えのどちらが良いか優劣が見えそうです。
よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic
湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市
1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。