2018.09.06
オリーブ苗も元気です。
オリーブは太陽の光が大好きですが、暑いのはそんなに好きではありません。
42度が限界という説もあります。
7月末の38度が続く猛暑と水不足で、ちょっと弱った感じもありましたが、
8月中旬の大雨のあと、気温も落ち着き、元気を取り戻しました。
オリーブの葉は、元気がいいと輝くような新鮮で明るい緑色になり、
見ているだけで嬉しくなります。
そして畑の木だけではなく、苗も元気です。
(挿し木苗)
昨年11月末に挿し木して、6月に鉢上げしたマンザニロが2ヶ月でここまで成長しました。
挿し木で発根した後、鉢上げをしても芽がでるまでに個体差があり、
中には芽がでないまま枯れてしまうこともあります。
しかし、いったん芽がでると、太陽の光を吸収してグイグイと成長するので楽しいです。
このまま成長して3年たつとこんな感じになります。
(オリーブ苗)
これくらい成長すると、根も張り、冬の寒さにも耐えられるし、畑にも植え付けられます。
花を咲かせて実をつけることもあります。
オリーブが日々成長してくれるのを見ると、
こんな季節がずっと続けばいいのに、とも思ってしまいますが、
すでに夏至もすぎ、日中時間が日々短くなっているのを感じています。
オリーブが成長できる季節もあと2ヶ月ほど、その後は山梨の厳しい冬が待っています。
よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic
湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市
1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。