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2018.08.20

ドライプラムができました。

私たちは基本的にはオリーブの専業農家で、ぶどうと柚子も少し育てていますが、
すべて小さい苗木で、収穫できるものはありません。
が、先輩農家からスモモ(プラム)の成木を2本貸していただいたので、
有機栽培で育てています。
無農薬のためアブラムシに苦しめられましたが、6月には美味しい実が収穫できて、
道の駅とホームページでの通販で販売もしてみました。
大きな売上にはなりませんが、想定以上に売れました。

販売先、包装や陳列の方法、適切な売価設定、等々、
新規就農者にとっては販売すること自体がいろいろ勉強になります。
なにせ現在はほぼ無収入。
オリーブの実ができるまで、ひたすら耐え忍ぶのですが、
その間にしっかりと販売ノウハウをためたいと思っています。

そういう目論見もあり、残ったスモモを使ってセミドライフルーツを作ってみました。
はじめての加工食品なので、製造方法に試行錯誤し、販売許可について保健所に確認をとり、
パッケージを発注したり、ラベルをつくったり、こちらも勉強になりました。
なにより自分たちで製品をつくるというのは、楽しい作業でした。
そんなこんなでドライプラムが完成しました。

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(ドライプラム)

無農薬、無添加で、ワインにも合う、甘酸っぱいドライフルーツです。
この次はオリーブ茶を販売しようと、現在準備中です。


よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic

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湯浅純

湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市

1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。

写真家の眼 湯浅 純

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