2018.07.29
山のオリーブは元気です。
このブログを書いている7月16日は全国的に暑く、
南アルプス市でも最高気温は38℃になりました。
オリーブは南国の木というイメージもあるかもしれませんが、
平均気温14~16℃の温暖な地域が適しています。
限界気温は最低がマイナス10℃、最高が40℃と言われ(諸説あり)、
意外に寒さに強く、暑さにはそれほど強くないのです。
この最低・最高気温は、そのまま南アルプス市の気温レンジ(測定範囲)でもあり、
冬も夏も私達は心配することになります。
とはいえ、寒さに耐えるだけだった冬に比べると、
夏はオリーブの大好きな日光もたっぷり注ぎます。
特に夏至の前後は日も長く、朝夕は北側からも日が注ぐ毎日です。
気温も上がりますが、太陽の恵みもいっぱいに受けているのです。
新米オリーブ農家としては、オリーブの成長が気になってしかたない日々ですが、
昨年植えたオリーブは順調に成長しています。
(オリーブの成長)
4月までは冬のダメージがあったように見えましたが、5月に入ってからぐいぐい成長しました。
昨年末の身長測定から70cm以上伸びて、
私の背丈を超えた苗もあり、ちょっと安心しています。
とはいえ背丈の伸びにくらべ、幹は細く、まだまだ「木」とは言えない状態。
最近は背丈ではなく幹をじっと見て、はやく太らないかなぁと思ってます。
よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic
湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市
1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。