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2018.06.30

怪しい男です。

実際に農家になってみて初めて知ることが多いのですが、
その内の一つが、太陽にあたると日焼けするんだな、ということ。
当たり前のことですが、畑の中でジリジリ焼かれると、太陽の力の強さを実感します。

都会のビルで仕事をしている時は、
夏でも通勤中くらいしか太陽を浴びることはありませんでした。
それでも女性なら日焼け止めなどケアしているでしょうが、私はあまり気にしてませんでした。

しかし、一日中畑にいるとなれば話は違います。あっというまに真っ黒。
農家女性は真夏でも、長袖長パンツにフルフェイス帽子の完全装備で、
「暑そうだなぁ」と前は思っていましたが、いや、むしろ必須。やらないと駄目です。
なんせ日焼けって字の通り、焼けてる、火傷なんです。
皮膚ガンにもなりやすいらしいです。火傷していいことなんか何もない。
(強いて言えば農家らしく見える?ことくらい)
体力の保持のためにも、日焼けは避ける必要があります。

という訳で、私も写真のような完全装備で働いてます。

yuasa6-1

我ながら怪しいです。
東京の街中歩いてたら職質を受けそうですが、南アルプスの畑なら問題なし。
男性でここまでやってるひとは少ないけど、たまに仲間もいます。
やはり見た目より身を守ることが大事だと思っているのでしょう。
そんな怪しい男の夢は、はやくオリーブを大きく育て、涼しい木陰で昼寝をすることです。

よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic

challenger

湯浅純

湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市

1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。

写真家の眼 湯浅 純

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