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2018.06.15

独学でオリーブを育ててます。

研修なしで農家を始めた私が、どうやってオリーブ栽培を学んだのかというと、
色んな人に教えてはいただきましたが、研修できるところも少なく、基本は独学に近いです。

1.就農前にベランダで10年栽培
ホームセンターで買ったオリーブの鉢植えを育ててました。
ただし、ほぼ放ったらかし。

2.小豆島オリーブ公園の収穫体験
栽培についていろいろ質問をしてメモをとりました。

3.関東のオリーブ農家を訪問
関東で就農しようと思ったので、最終的に就農を決めた山梨以外にも、
2エリア(神奈川県二宮町・千葉県市原市)を訪問して、
関東での栽培実績を確認し、気候や地質など、どういった問題があるのか聞き取りしました。
二宮町は新たな町のブランドとして「湘南オリーブ」の栽培に取り組んでいるところで、
市原市は「オリーブコミューン」さんという農園を訪問しました。

4.小豆島のオリーブ農家を訪問
山田典章さんなど、本場の農家を訪問し、栽培の重要ポイントや搾油の仕方を教えていただき、
収穫のお手伝いもしました。

5.書籍とネット
オリーブ関連の書籍は少ないですが、ネットには意外に情報があります。
特に山田典章さんの「山田オリーブ園」のブログは情報満載。
何度も繰り返し読みました。

先輩農家にはいろいろ教えていただきましたが、それぞれ言うことが違います。
なので、どの方法をとるのか、ネットの情報もふくめ取捨選択が必要になります。
可能な範囲で、いくつかのパターンを試し、記録を取り、比較検証することで、
栽培の質を上げていこうと思っています。

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(オリーブの幼果がつきました)

よろしければホームページもご覧ください。
南アルプスのオリーブ畑 ながら|olive.organic

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湯浅純

湯浅純(ゆあさじゅん)
山梨県 南アルプス市

1973年岐阜県生まれ。ゲームやIT業界で20年間働き経営も経験した後、オリーブ農家を志す。小豆島の有機オリーブ農家山田典章さんに影響を受け、同じ有機栽培を目指して、2017年「南アルプスのオリーブ畑 ながら」を開く。5年後にはオリーブ栽培を1000本に拡大、搾油所を建設予定。

写真家の眼 湯浅 純

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