SHARE THE LOVE

2017.09.03

ご縁

農業はひとりでは成り立ちません。農地や機械をお借りするのも「ご縁」、収穫できた野菜やお米を買って頂くのも「ご縁」。農業は色々な方との「ご縁」で成り立っています。

私の場合、農業のビジネススクール(アグリイノベーション大学校 以下AIC )に行ったことが、農業をこれから志す方々、既に農業の各分野の最前線でご活躍されている方々とお会いし、様々な「ご縁」につながるきっかけになりました。卒業後も何度か講義や受講生募集説明会などで卒業生としてご紹介頂く機会もあり、非常に有り難く思っています。このSHARE THE LOVE for JAPANもAICからのご紹介で、その取り組みを知り、今年挑戦者として参加させて頂いています。

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(アグリイノベーション大学校の在校生が畑を見たいと和歌山まで来てくれました。「畑を見せてもらうだけでは申し訳ない!」とのことでナスの誘引作業を手伝ってくれました。)

またSHARE THE LOVE for JAPANの活動の中で、挑戦者の同期はもちろんのこと、先駆者、開拓者の方々とも知り合うことができ、実際に畑を見せて頂き、一緒にご飯を食べながら農業について語り合う、そんな機会も出て来ました。

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(開拓者の大野さん、挑戦者の同期の東樋口さんと共に、京都で農業を営む開拓者の大渡さんの畑を見学。ベビーリーフの栽培方法などとても参考になりました。車で往復5時間かけて行った甲斐がありました!)

また、意外な「ご縁」もありました。たまたま遊んでいたスマホのソーシャルゲームがきっかけで色々な方と知り合い、お米や野菜を買って頂いています。大々的に宣伝はしていませんが、口コミでお客様が増えていっています。

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(ソーシャルゲームで知り合った東京の方に定期的にお送りしている野菜セット。東京23区内なら、収穫してその日の夕方6時までに和歌山から発送すれば翌朝到着。新鮮で美味しいと喜んで頂いています。7月の、オーガニックライフスタイルEXPOでもブースまで来てくださいました!)

「ご縁」は自分からアクションを起こして初めて生まれます。少しずつでも小さなことでも自分なりにアクションを起こし続け、そこから生まれる「ご縁」を今後も大事にしていきたいと思います。

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吉田壮伸

吉田壮伸(よしだたけのぶ)
和歌山県 和歌山市

1981年和歌山県生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修了後、大手コンサルタント会社から最新のスマホアプリを扱うベンチャーまで3社のIT関連企業で働く。実家に戻って、2016年就農。農業を体系的に知るため有機農業の学校で学んだ。

写真家の眼 吉田壮伸

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