SHARE THE LOVE

2019.12.17

師匠の畑で勉強会(SHARE THE LOVE for JAPANのメンバー)& 営農相談(株式会社「坂の途中」のスタッフの方からの栽培計画のアドバイス)

師匠の畑で勉強会~Share the love for Japanのメンバー~

11月末に大渡清民氏(Hello Farm Organics) の畑で勉強会がありました。
SHARE THE LOVE for JAPANのメンバーである奈良県の大野氏にセッティングしていただき、和歌山の吉田氏、さらに遠方からは北海道の牧野萌氏、長野県から宮崎氏が参加されました。また販売先としてお世話になっている株式会社「坂の途中」のスタッフの方や勉強会の事をスタッフさんから聞きつけた大阪の農家の方も参加されました。
勉強会では大渡氏の圃場を見て回り、主にベビーリーフサラダミックスの栽培方法や収穫時のテクニックを教えていただきました。様々な質問や意見が飛び交い大渡氏が答えられたり、他の方の経験談などを話されたりしていました。また坂の途中のスタッフさんからは足りてない野菜の品目などを教えていただきました。貴重な情報を共有させていただき大変有意義な時間となりました。

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営農相談~株式会社「坂の途中」のスタッフの方からの栽培計画のアドバイス~

勉強会とは別の日に、坂の途中のスタッフの方に営農の相談をしました。
圃場を見ていただきハウスでもっと稼げる方法、例えば太陽熱消毒をして次の作付けを待つ間、一番端の畝ではキュウリやインゲンの栽培をする方法なども教えていただきました。相談している間に自分の頭の中で色々と整理がつきました。多品目栽培も良いのだけれど、やはり栽培品目を絞り込みその品目とは栽培の時期が被らない作物を栽培していくような栽培計画を練っています。主品目は「ベビーリーフサラダミックス」と「京北特産子宝いも」で、この二つはブレないようにしています。
本来なら栽培技術があり販路もあってこの段階で農業経営をするべきです。就農する前には何度かそのことがいかに大事かという事をどこかで読んだりもしていたのですが、実際に始めてみないと気づかないことだらけでした。私はようやくこのスタートラインに立てた状態です。でも師匠との出会いを始め、すべての出来事がちょうど良いタイミングで巡ってくるので、これで良かったと思っています。
あとは頑張るだけ!良い品質のものを安定した量作れるように今後も励んでいきます。

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安井千恵

安井千恵(やすいちえ)
はまちえ農園
京都府 京都市

1987年富山県生まれ京都育ち。大学卒業後、紛争・貧困地域のこどもに医療援助を行うドイツの組織でインターンシップを経験。生きる糧となる「食物」と「職」を生み出すことができる「農業」に可能性を感じ、就農を決意。帰国後、京北町に移住し、農業研修後「はまちえ農園」を開始。中山間地域で持続可能な農業経営に挑む。

写真家の眼 安井 千恵

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