2019.10.22
師匠である大渡清民氏(Hello Farm Organics)から学ぶこと「栽培編」~にんにく栽培といんげんの種採り~
こんにちは。はまちえ農園の安井 千恵です。
今年の6月に大渡氏が収穫されたりっぱなにんにく。多品目で経営されている視点から、にんにくや玉ねぎのような「保存できる品目があった方が良いよ」とアドバイスを受けたので種用のにんにくを分けていただき栽培することにしました。
大渡氏の畑では初めの数年間は牛糞たい肥を使われていたそうですが、現在では、「ぬか、石灰、藁、もみがら燻炭、もみがら、灰、バークたい肥、海藻を特殊発酵させたたい肥、草たい肥、バッドグアノ」などを使って栽培されています。にんにく栽培では、「ぬか、石灰、灰、バークたい肥、海藻を特殊発酵させたたい肥」を施肥して最後に藁を分厚く敷きます。
(りっぱなにんにく。おいしそうなので食べたいけれど良いものは種用に)
(にんにくの畝が低かったようで「もう少し高い畝にした方が良いよ」とアドバイスをいただく)
いんげんの種採りは、リボンを付けて印を付けておきます。しわしわになったら採って乾燥させます。来年はこのいんげんの栽培もします!
(紫いんげんの種採り。これを食べるとものすごくお通じが良くなりました!体にもとても優しいです)
はまちえ農園では、障害がある方の就労支援ができるような「ソーシャルファーム」作りを目指しています。夢を実現するには何段もの高い階段があって、登っていくのはなかなか大変な事です。だけど大渡氏をはじめお世話になったたくさんの方々にいつか巡り巡って恩返ししたいと思っているので、彼らの優しさや温かさを自分の力にかえて今度も頑張りたいと思っています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
安井千恵(やすいちえ)
はまちえ農園
京都府 京都市
1987年富山県生まれ京都育ち。大学卒業後、紛争・貧困地域のこどもに医療援助を行うドイツの組織でインターンシップを経験。生きる糧となる「食物」と「職」を生み出すことができる「農業」に可能性を感じ、就農を決意。帰国後、京北町に移住し、農業研修後「はまちえ農園」を開始。中山間地域で持続可能な農業経営に挑む。