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2019.07.02

農作業は安全第一!!

ちょっとした機械のトラブルは自分で整備したい!が目標ですが、
まだまだ壊すのが専門です。           
   
【農業機械のことを学ぶ】
トラクターの操縦をもっとうまくなって、ついでにちょっとした修理とかできるようになりたい!と思い、農業研修時代の4年前に「農業機械士養成研修」を受けました。その養成講座では草刈り機を分解したり、トラクターの構造、エンジンの構造について学びました。

【京都府 農業機械士】
養成講座の終了後に「京都府農業機械士」に入りませんか?という勧誘の方が来られていたのですが、その方がたまたま知り合いの方で話をしていくうちに「私、入ります!」ということになり、そこから「京都府農業機械士協議会」に入りました。 
この会の活動は40年前から続いており、活動内容は「会員の農作業安全の推進、技能向上、情報交換など」です。年に数回、ベテランの機械士の方から講習を受けて、少しでも機械についての知識を増やし、また事故がどんな時に起こるのかを知ることで事故が起きないように努めています。
今までトラクターの操縦時、草刈り機の使用時に、危ない目に遭ったことはないのですが、事故はいつ起こってもおかしくない状況にいると感じております。うっかりしていると本当に危ないです。安全に農作業ができるように自己啓発を兼ねてこの会に入っています。 

【農作業時の事故】
京都府では、平成28年~平成30年度に起こった農作業の事故では、7名の方が亡くなり、5名の方が重症のけがを負ったと報告が出ております。そのうち8割の方が64歳以上という報告が出ています。私は両親にもトラクターの作業や、草刈り機を使った作業をしてもらっているので、事故やケガのないように気を付けています。

草刈りシーズンに入りました!安全第一で農作業に励みます!

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(農作業安全のチェックシート。急いでいる時ほど落ち着いて作業する)

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(管理機での作業も危ないです。(あまり聞く耳を持たない)お父さんに無理やりこんな風になるとケガする恐れがあるから危ない!と伝えています)

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安井千恵

安井千恵(やすいちえ)
はまちえ農園
京都府 京都市

1987年富山県生まれ京都育ち。大学卒業後、紛争・貧困地域のこどもに医療援助を行うドイツの組織でインターンシップを経験。生きる糧となる「食物」と「職」を生み出すことができる「農業」に可能性を感じ、就農を決意。帰国後、京北町に移住し、農業研修後「はまちえ農園」を開始。中山間地域で持続可能な農業経営に挑む。

写真家の眼 安井 千恵

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