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2019.04.15

笑顔と前向きな姿勢で2年目の挑戦!

はじめまして、「はまちえ農園」の安井千恵です。
京都市の京北町で、農業をしています。

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京北町は、京都駅から約1時間北上した場所にある中山間地域です。
小浜・若狭と京都を結ぶ周山街道(鯖街道)があり古くから北山杉の産地として有名で、かつては都に木材を供給していた歴史的にも重要な拠点でもありました。

2015年に結婚をして移住しました。アーティストの夫も京北町に触発されたようです。町主催のイベントで工房も紹介できるまでとなっています。
2017年には子宝にも恵まれ地域の方々に可愛がっていただいています。

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(家の前から見た京北の景色)

就農と移住を決意した経緯をご説明します。
医療援助を行うドイツの組織でインターンシップを経験。紛争や貧困地域のこども達との出会いから、人間にとって何よりも大切な物は、「食」と、「食物を育てる土」だと気づきました。その時から農村部の活性化の問題に関心を持つようになり、出会ったこども達のことは忘れられません。

帰国後、福祉医療関係の仕事等を経て、生きる糧となる食物と職を生み出すことができる農業に着目し、障害のある方の雇用問題や中山間地域の農村活性化の振興に携わりたいと思うようになりました。 
農村活性化の為に何ができるかを探るために、知人の紹介で京北に畑を借りて1年半ほど週末農業をしに通う中で、最初に自然豊かな風景に導かれ、それを守ってこられた地域の方々の心の豊かさに惹かれ、この地へ移住して就農することを決めました。移住後すぐに地元の農家の元で2年間の研修を受け、2017年に念願の新規就農をしました。

就農して2年目を迎える今年は、ベビーリーフ、伏見とうがらし、子宝いも等の栽培技術を向上し、まずは生産者として自立したいと思います。

今年1年は、「中山間地域でどのようにして自立した農家を目指すか。」をテーマにこのブログを書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

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安井千恵

安井千恵(やすいちえ)
はまちえ農園
京都府 京都市

1987年富山県生まれ京都育ち。大学卒業後、紛争・貧困地域のこどもに医療援助を行うドイツの組織でインターンシップを経験。生きる糧となる「食物」と「職」を生み出すことができる「農業」に可能性を感じ、就農を決意。帰国後、京北町に移住し、農業研修後「はまちえ農園」を開始。中山間地域で持続可能な農業経営に挑む。

写真家の眼 安井 千恵

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