2016.12.27
面白い人、素敵な人、を求めて
農家ってなんでこんなに面白くて素敵な人との出会いが多いのでしょうか。
(私の言う面白いは、魅力あふれる面白さです。笑いのセンスではありませんよ…)
私が農家になろうと決心したのは今から4年前、23歳の冬。
それから農家を目指して東京と福岡で2年間農業の勉強をしてきました。
「もうしばらく東京に行く事はないだろう!」と別れを告げた時から1年と1ヶ月後、
私は東京にいました。
SHARE THE LOVE for JAPANのキックオフミーティングに参加するためです。
地味に緊張していて、同じ挑戦者の方々とあんまり話せなかったような記憶もありますが、
田植えで悩んでいる事を自己紹介の時に話したら、その後皆さんが真摯にアドバイスを
くれたのをとても覚えています。
全国津々浦々、挑戦者の方々は場所も年齢も農業のスタイルもバラバラですが、
それも一つの醍醐味?です。月2回のブログでお互いの近況を知る事が出来るので
勝手に親近感が湧いてしまって、7月の青山ファーマーズマーケットへのマルシェ出店では
すっかり打ちとけていた気がします。私だけでしょうか?笑
(SHARE THE LOVE for JAPANのオレンジトラック&フラッグ!とても可愛くてマルシェのテンションが上がりました!)
(初マルシェも販売、交流、情報交換で盛り上がったなぁ…)
東京でマルシェに出店することも、遠い先の話だろうと思っていたので、
まさか就農1年目から2度も東京で野菜を売る事になるとは想像もしていませんでしたし、
またそこでも新たな面白い出会いがあったことで、福岡から出てきた甲斐が本当にありました。
今年1年、SHARE THE LOVE for JAPANの活動を通じてさらに面白い人たちと出会えた事は、
今後の私の楽しい農業ライフのスパイスになりそうです。
4月から今日までブログを読んで頂いた皆様、本当にありがとうございました!
これからも面白くて楽しい農業を、facebookなどでちょこちょこっと伝えて行きたいと
思いますので、その時はまたどうぞよろしくお願いします!
(こんなにカッコいい写真を撮って頂ける日がくるなんて…公文健太郎さんありがとうございました!)
八兒美恵子(やちごみえこ)
福岡県 飯塚市
1989年 福岡県生まれ。大学で環境生態学や土壌学を研究した経験と、食べることが好きなこともあり、食に関わる仕事の中でも、食の最前線で人の命を支える農業に魅力を感じ、農家になることを決意。2016年4月より新規就農。合鴨農法による米つくりと野菜の栽培の両立を掲げている。目指す農家像は、里山の整備や鶏小屋作り、パンを焼く石窯作りなどなど、暮らしにまつわる100通りの仕事が出来る人という意味での百姓。