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2016.08.19

楽しい時間の過ごし方

梅雨があけて本格的に暑い夏がやってきました!
合鴨は暑さに負けず、田んぼを悠々と泳いでいます。

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(いつのまにかこんなに大きくなりましたよ!)

今回は、日々の農作業の中での楽しい時間を紹介したいと思います。
少量多品目で作付けすることが多い有機農業は、一日の作業でも野菜の収穫、
ナスの更新剪定(枝を切り新しい元気な枝を出させ、美味しい秋ナスを実らせるための作業)
ピーマンの追肥、田んぼの管理など作業内容が多岐にわたります。

私はその中で好きな作業と嫌いな作業があります。
(1人だと手がかかる作業…特にマルチは張るのも剥がすのも嫌いです)
そんな嫌いな作業をする前や、がんばった後、私はスイカの畑に行って、
「いつ食べられるかな〜」「大きくなったなぁ〜」と日々の成長を確認するとともに、
食べる時のことを考えニヤニヤする時間を作っています。

好きな作物は見ていて本当に飽きがこないので不思議です。
もちろん、見るだけでなく、収穫、そして食すことも楽しい時間です。

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(草の中からスイカを発見!かわいい!早く食べたい!)

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(草刈りの途中でスイカを豪快にガブリ!)

よくテレビなどで、畑で野菜の収穫する時に味見をして「美味い!」っていうシーンが
ありますが、やっぱり畑で食べる野菜は特別美味しいです。
外で汗水流しているからこそのエッセンスも入っているのでしょうか。
どんなに美味しいスイカも、畑で食べるスイカに勝るものがないような気がしています。
そんな時間を過ごしているとやる気が湧いてくるので、
気持ちを切り替えてまた嫌いな作業に取りかかることができるのです。

みなさんも畑に来て、この楽しい時間を過ごしてみませんか?
気になった方はこちらからご連絡ください。
日々の畑や田んぼの様子もアップしていますので、是非チェックしてみてくださいね。
やちご農場Facebookページ

2016年の挑戦者のみなさん

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八兒美恵子

八兒美恵子(やちごみえこ)
福岡県 飯塚市

1989年 福岡県生まれ。大学で環境生態学や土壌学を研究した経験と、食べることが好きなこともあり、食に関わる仕事の中でも、食の最前線で人の命を支える農業に魅力を感じ、農家になることを決意。2016年4月より新規就農。合鴨農法による米つくりと野菜の栽培の両立を掲げている。目指す農家像は、里山の整備や鶏小屋作り、パンを焼く石窯作りなどなど、暮らしにまつわる100通りの仕事が出来る人という意味での百姓。

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八兒美恵子 きらめき合鴨米日記

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