2017.12.26
就農してからの10ヶ月間
いよいよ最後のブログとなりました。
4月からの10ヶ月間を振り返ってみると、短いようで長い、新しい経験をたくさん得られた非常に濃い時間でした。
7月に出展したオーガニックライフスタイルEXPOは、就農後、初めて収穫となる野菜を販売しなければならず、大変なプレッシャーでした。
しかし、なんとか野菜を用意できたこと、さらに持参した野菜が9割方売れたこと、販売しながら様々な方と交流ができたことなど、農家としての自信を初めてもてた機会となりました。
こうして就農僅か4ヶ月目で大きなイベントに参加できたこと、イベントの参加に際して様々な支援をしていただいたことには、深く感謝しております。
私1人では、到底できないことだったと思います。
また一方で、人とのつながりという面でも、SHARE THE LOVE for JAPANに参加したことで予想以上に人脈が広がりました。
全国の挑戦者、大先輩である先駆者の方、同じ千葉県で農業をしている方など、大変貴重なつながりが活動の中で生まれました。独り身にはとっても嬉しいことです。
わたなべ農園が大切にしていきたい3つのコンセプト、「人」「種」「土」のうちの「人」の部分は、お陰様で大大大成功でした。これからもこのつながりを大切にしていきたいです。
私にとってSHARE THE LOVE for JAPANは、たくさんの支援、人とのつながり、そして楽しい時間を与えてくれる存在です。
今後は、残り2つの「種」「土」に更なる力を注ぎ、野菜の質を向上していきたいと考えています。
SHARE THE LOVE for JAPANに携わっている皆様や、お客様にわたなべ農園の成長をお見せできるよう、尽力していきたいです。
最後となり恐縮ですが、ブログを読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
(今の時期のトラクターは寒くて辛いです…)
渡邉学嗣(わたなべたかし)
千葉県 山武市
1991年東京都生まれ。東京農業大学で環境経済を学ぶ。大学の海外移住研究部の部活を通して農業と出会い、全国の農家を自ら訪ねて農業体験を重ねた。茨城の農業法人に2年勤務した後、千葉の林農園で研修。2017年に千葉で就農。