2017.12.21
自家採種
皆様こんにちは!
だんだんと寒くなり、霜も毎朝のようにおりるようになりました。
夏野菜の片づけ、秋野菜の収穫を無事に終え、畑全体に植わっていた作物も1/3程度まで減ってしまいました。
がらんとした畑を見ると、ちょっぴりさみしい感じもします。
ですが、その代わり、野菜たちが来年に向けて種を残してくれました。
(左側が花オクラの種、右側が丸オクラの種です。そのほかにも、落花生、マイクロトマト、ヤーコン、里芋、インゲンなどの自家採種をしました。)
農園として大事にしている3つのことの1つ、「タネ」。
今年は1年目なので、自家採種が目標よりも少なくなってしまいましたが、来年はさらに増やしていきたいと思っています。
そして、先週は東京農大の後輩たちが手伝いに来てくれました。
さすが農大生といったらひいき目かもしれませんが、元気よくきびきびと働いてくれました。
農業の現場を実際に見て、働いて、農園で採れた野菜を食べて。
学生が農家と接点をもってくれること、いろいろ感じてくれることは、私自身にとっても大変嬉しいことです。
(今回は5人の農大生たちがお手伝いに来てくれました。みんなありがとう!)
東京農大といったら、なんといっても「大根踊り」!
私が学生時代のときも、お手伝いに行かせていただいた農家の方たちに、最終日は感謝の気持ちを込めて踊りました。
その伝統は今も引き継がれており、帰り際、大根踊りを披露してくれました。
披露する側から、初めて披露される側になり、踊りを見ている間は何とも言葉では言い表せない感情がこみ上げました。
(真ん中の人がエールをきり、その人を丸く囲んで大根踊りをします。渾身の力を込めた踊りに、あれ…?ぺ、ペーターも仲間入り?笑)
今年ももう僅かですが、悔いの残らないよう頑張りたいと思います!
渡邉学嗣(わたなべたかし)
千葉県 山武市
1991年東京都生まれ。東京農業大学で環境経済を学ぶ。大学の海外移住研究部の部活を通して農業と出会い、全国の農家を自ら訪ねて農業体験を重ねた。茨城の農業法人に2年勤務した後、千葉の林農園で研修。2017年に千葉で就農。