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2017.10.08

モアのmore ways to use!

皆様こんにちは。
農園では里芋と落花生の収穫が始まり、裏庭では栗拾いをして…まさに秋を実感しています。
涼しくなって、農作業にはもってこいの季節となりました。

9月のみ収穫できる生落花生の収穫を無事に終え、煎り落花生にするための落花生の収穫が始まりました!

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写真はお隣の農家さんの”ぼっち”作りを手伝った時のものです。
“ぼっち”とは落花生を乾燥させるために積み上げたものです。
これから一人で“ぼっち”を作ることを想像すると、なんだかさみしい気持ちになりますね。
まさしく”ひとりぼっち”です(笑)

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(家の裏でとれた栗と、山で拾ってきた栗です。大きくて立派です!野菜が端境期なので、品目を増やすために野菜セットに入れようと思っています。栗に助けられました!)


さて、前々回のブログに登場した農機具、フレールモアですが、
緑肥の裁断や敷地の草刈り以外にも、もう一つ便利な使い方を見つけました。
ずばり、堆肥作りに使う方法です!

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(緑肥の裁断Before)

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(緑肥の裁断After。これだけでも十分便利な優れものですが…)

9~10月は夏野菜の片づけの時期です。
トウモロコシを全て抜いて運んで来たのはいいものの、すごくかさばるし、
ただ捨てるのだけではもったいないし…そこでこのモアを使います!

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(トウモロコシを堆肥の横に運んできました。これでもまだ畑にあるうちの1/15程度。かさばって場所だけとってしまうような状態。)

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(モア登場!初めての試みなので、うまくできるかドキドキ…)

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(見事細断されて、トウモロコシのかさもうんと減りました!)

このあと、既にある堆肥を切り返して混ぜる際に、細断したトウモロコシの上に堆肥の山を作ることで、トウモロコシも堆肥にすることができます!
しかも細断されているので、そのままの状態より何倍も発酵は早く進みます!

畑の作物を堆肥化し、またそれを肥料として畑に入れて新しい作物を作る。
無駄のない循環の出来上がりです。さて、次はナスを細断しよう!

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渡邉学嗣

渡邉学嗣(わたなべたかし)
千葉県 山武市

1991年東京都生まれ。東京農業大学で環境経済を学ぶ。大学の海外移住研究部の部活を通して農業と出会い、全国の農家を自ら訪ねて農業体験を重ねた。茨城の農業法人に2年勤務した後、千葉の林農園で研修。2017年に千葉で就農。

写真家の眼 渡邉学嗣

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