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2017.09.11

いらっしゃい!!

夏もいよいよ終わりが近づいてきました。
お祭り、旅行、海、花火…どれも縁がなく、夏っぽいことしてないな、なんてふと思ったのですが…
いやいや、セミの鳴き声に照りつける太陽、ひまわりに雑草(笑)、農作業しながらでもたくさんの夏を感じていたなと回顧した今日この頃です。

さて、わが農園にまた新たな、とっっても力強い仲間が加わりました!
その名もフレールモア!!

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(草を細断してくれる機械です。喉から手が出るほど欲しかった物なので、とても嬉しいです!その代わり、足が出てしまいましたが…)

現在作付けをしている畑のほかに、もう一枚同じ大きさの畑を借りることができました。
こっちの畑は一から自分で土づくりをしてみよう!ということで、手始めに6月に緑肥を全面に蒔きました。

緑肥の効果は、病害や害虫の抑制等、主に4種類ほどあるのですが、
今回私は、そのうちの「地力増進・土壌改善」を目的に、それに適した緑肥を蒔きました。
良い土壌を作っていくために、緑肥によって有機物や窒素の補給を行います。

8月になり、緑肥を細断し、土にすきこむ段階になったので、フレールモアを購入しました。
土づくりをはじめ、敷地の草刈り、作物の片づけに大活躍してくれるオールラウンダー。
長期的に見れば、かなり良い買い物をしたと思います。

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(フレールモアで緑肥を細断しているところを、運転席から撮りました。緑肥の高さは2m程あるため、方向感覚を失います。The開拓!という感じです!)

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(手前が細断した部分。フレールモアを使えばあっという間です。緑肥を細断することで、土にすきこんだ後、緑肥の効果を最大限に引き出せます。)

緑肥を蒔いた畑は交通量の多い道路に面しているため、道路沿いにひまわりも植えました!
緑肥は細断しましたが、ひまわりはまだ残してありますよ!

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(道行く人に夏を感じてもらえたら…と植えたひまわり達。立派に咲きました!)

初回のブログで書いた、「大切にしていきたい3つのもの」の1つ、「土」。
その目標に向けて、少しずつ動き始めることができました。
これから米ぬかを投入し、ロータリーを何回もかけて土づくりをしていきます。
一朝一夕に良い土は作れない。
はやる気持ちを抑えつつ、ゆっくりと畑の土と向き合っていきたいと思います。

challenger

渡邉学嗣

渡邉学嗣(わたなべたかし)
千葉県 山武市

1991年東京都生まれ。東京農業大学で環境経済を学ぶ。大学の海外移住研究部の部活を通して農業と出会い、全国の農家を自ら訪ねて農業体験を重ねた。茨城の農業法人に2年勤務した後、千葉の林農園で研修。2017年に千葉で就農。

写真家の眼 渡邉学嗣

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