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2017.06.06

農業ってやっぱり!!

皆様こんにちは。新緑がとても心地よい季節ですね。
でも、早くも真夏並みの気候になり、1日働くと疲労困憊です。日焼けもかなりしました。
そんな中での私の癒しが、近所の農家さんの犬猫ちゃんです!

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(機嫌がいいとお腹を撫でさせてくれます!)

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(たまに散歩に連れて行きます。常に走っているため、なかなかハードです。)

新規就農者は、堆肥の材料を確保するのもなかなか大変です。材料となるのは、檜のオガクズ、米ぬか、木酢液、植物残渣(収穫し終えた苗木等の廃棄物)、稲わら、発酵汚泥。
しかし、1ヶ月半あちこちから材料をかき集め、堆肥も徐々に量が多くなり、発酵熱も高くなってきました。空気を入れて発酵を促すために、今ある堆肥の山を崩して隣に再度山を作るようにして切り返しを行います。
堆肥作りは、作物を育てるのと似たような感覚があり、どんな堆肥ができあがるのか非常にわくわくします。

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(だんだんと切り返えすのが大変になってきました。それも嬉しい悲鳴です!)

最近では、母校 東京農大の後輩が手伝いに来てくれました。農大生が集まったら…
そうです!農大名物「大根踊り」!持っている大根はスーパーで購入したものですが、いつか自分の育てた大根で踊りたいものです。

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(久しぶりに踊りました!やっぱり元気が出ますよ~農大魂は大切にしたいです。)

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(手伝いに来てくれた後輩です。こちらの方が、踊りのブランクは少ないですよ!)

最近よく思うことがあります。それは、やはり農業という道を選んでよかったということです。大変なことも多々ありますが、働くことが純粋に気持ちいい!と感じるのです。
強い日差しが照りつける中での作業も、集中して作物と相対すると暑さも忘れます。
そして1日が終わると、疲れの中に気持ちよさがふわふわと浮かび上がるのです。

農業は、頑張った分だけ成果が出やすい仕事だと思います。
植物は、手をかけた分だけ、応えてくれます。さらに、頑張った分だけお風呂が気持ちいいし、ご飯も美味しくなります。頑張って働けば、食べ過ぎたってすぐ元に戻ります。ダイエットなんか考える必要はありません。
色々な意味で、結果にコミットする、それが農業だと思います!

もうすぐ夏がやってきます!夏の農作業も楽しんでいきますよ~!

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渡邉学嗣

渡邉学嗣(わたなべたかし)
千葉県 山武市

1991年東京都生まれ。東京農業大学で環境経済を学ぶ。大学の海外移住研究部の部活を通して農業と出会い、全国の農家を自ら訪ねて農業体験を重ねた。茨城の農業法人に2年勤務した後、千葉の林農園で研修。2017年に千葉で就農。

写真家の眼 渡邉学嗣

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