2020.12.23
“挑戦者1年目”の振り返り。2020年の経験と学び
皆さんこんにちわ! さてラストを飾る内容ですが、SHARE THE LOVE for JAPANの挑戦者として活動した2020年を振り返ってみたいと思います。
2020年の分析をすると、私にとって大きな変革への準備期間だったように思います。私の目指す農業は、ヒトと環境が持ちつ持たれつの良いあんばいな関係を維持するスタイルです。そのため必要なのが、私を介して生産過程や現場と消費者を繋ぎ、理解してもらうことでしたが、感染症の大流行や異常気象により、その働きの多くが叶わない1年でした。
ただ、そのような状況でも前に進めたのは、SHARE THE LOVE for JAPANの仲間たちやそれに関わる多くの方々と繋がれてたからでしょう。同じ条件下で、自分とは異なるアプローチで農業に貢献する生産者に出会うことができ励みになりましたし、新しい工夫や活動を閃くキッカケにもなりました。SHARE THE LOVE for JAPANの活動を通して得られた新しい価値観や繋がりは、あんばい農園が飛躍的に成長するためにかかせなかったと確信しています。
(新しい仲間との出会い)
農家として、元教育者として、1人の人間としてどのように社会と環境と自分と向き合っていくのか。就農を決めたときからずっとこの答えを探しています。まだ決定的なことは何もありませんが、少なくともわかったことは、あんばい農園はこの世界に必要とされているということです。
小規模なエリアですが環境と生態系保護に、少額ですが商売・経済に貢献して、少人数ですが関わった人たちに学びを通じて新たな価値観を。私が2020年を通して実現してきた小さな実績は、今の自分を肯定してくれています。セカンドステージを前向きに進むために必要だった自信を、多くの事柄が与えてくれた、これが2020年の最大の成果です。
そして2021年、この自信と価値観を信じて、私にとって未体験の領域に進みます。新しい農業体験、連作障害対策に関する研究、規模拡大と雇用、農福連携、新商品の開発、どれも有意義で挑戦的です!
SHARE THE LOVE for JAPAN含め、多くの方々と協力しながら一歩一歩進んでいきたいと思います。
(2020年を笑顔で締めくくる梅津)
最後になりましたが、この1年間私の尖った主張にお付き合いいただきましてありがとうございました。そしてこのブログ公開にはじまり、あんばい農園の活動を支えてくださいましたSHARE THE LOVE for JAPANの皆様、本当にありがとうございます。
あんばい農園としての挑戦はこれからも続きます。気持ちはいつでも挑戦者で、今後とも努力を重ねていきますので、あんばい農園をよろしくお願いします!
それでは皆様、最後にご唱和ください!
今日も「 ひとに、環境に、良いあんばい 」!
あんばい農園
Facebook : @anbainouen
Instagram : anbai_nouen
梅津裕一(うめづゆういち)
あんばい農園
千葉県 千葉市
1988年神奈川県生まれ。理科教員として地学・環境学を指導するも大病で教壇を離れる。療養中に農業と出会い、人を癒し、活力をもたらす自然の力に魅了され就農を決意。「ひとに、環境に、良いあんばい」をモットーに2019年4月「あんばい農園」を設立し、落花生の生産を開始。元教員の経歴を活かし、作物の成長過程や自然環境を畑で学べる「体験学習型農園」の確立も目指す。