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2020.12.11

夢の実現へ!前職を生かしたあんばい農園の取り組み

皆さんこんにちわ!冬至が近づき、朝方は霜が一面張るようになってきました!
そんな中でも秋に蒔いた緑肥はしっかり育ち、畑は春への準備を着々と進めているようで、植物や微生物はたくましいなぁと感じる今日この頃です!

さて今回は、あんばい農園が開業する前から「プロ農家になったらいつかやってみたい」と思っていたことが早速叶いましたので、そのご報告です!

プロフィールにもありますが、私の前職は理科教員でした。科学の面白さや奥深さを如何に若者に伝えるか、これを命題として、日々楽しく授業していたことを今でも覚えています!つまり、学びを通じてその人の成長をアシストすること、おそらくこれが私が根源的にやりたいことの1つなんだと思います。農家になってもこの欲求を満たしたいと考え、『病気した元理科教師が新天地で新規就農して成功するまで』の経験を記録し続けてました(笑)

そしてついに、就農前にお世話になっていたアグリイノベーション大学校のオンラインサロンにてお話させていただけました!!これから就農を考えていらっしゃる受講生の方々へ、なぜ落花生を選んだのか、土地はどのように確保したか、販路の作り方、あんばい農園の理念など、就農して2年目の生々しい経験談をたっぷり2時間!

前職の話術はもちろん、研究者時代に培ったスキル、新規就農者・経営者としての価値観など、現在の自分を構成するすべてを生かして、講義(おこがましいですが)できたことは、私にとってとても有意義で満たされた時間でした。また、その講義がきっかけとなり、新しい繋がりが形成されていくこともとても嬉しいです。

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(就農準備会にて教員を生かした農業を決意する梅津)

今回の出来事を通じて私は、過去・現在を生かし、理想の未来をつくることは、幸せなことだと確信しました。作物を生産し、販売することに加えて、リアルな経験や価値観など農業に関わる情報もまた素敵な作物なんです。農家は自身の取り組みや置かれている立場を卑下される方が多いと感じますが、今自身が精一杯やっていることはとても価値があります。そして、その想いを次世代に伝えることもまた、日本の農業を支えることになるのだと私は思います。

さぁ、ついにこのブログも次回がラスト!よろしくお願いいたします!
それでは、今日も「 ひとに、環境に、良いあんばい 」!


あんばい農園
Facebook : @anbainouen
Instagram : anbai_nouen

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梅津裕一

梅津裕一(うめづゆういち)
あんばい農園
千葉県 千葉市

1988年神奈川県生まれ。理科教員として地学・環境学を指導するも大病で教壇を離れる。療養中に農業と出会い、人を癒し、活力をもたらす自然の力に魅了され就農を決意。「ひとに、環境に、良いあんばい」をモットーに2019年4月「あんばい農園」を設立し、落花生の生産を開始。元教員の経歴を活かし、作物の成長過程や自然環境を畑で学べる「体験学習型農園」の確立も目指す。

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