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2020.07.17

梅雨に成長するのは、雑草だけにあらず!

皆さんこんにちわ!梅雨真っ盛りとなりました、しかも平年よりも暑い(汗)。体調はもちろんメンタルにも十分気をつけて乗り越えていきましょう!さて今回は、気持ちと体調を蝕む梅雨を前向きに捉えて、自らの糧にしてしまおうというお話です。

梅雨や真冬など日照時間の少ないシーズンは、私自身、季節性の軽い鬱状態になることがあり、マイナス思考やパフォーマンスの極端な低下などが起きます。実際、去年のこの時期は、雨が続くことを嘆き、予定通りに作業が進まないことに憤りました。この思考は、生産性がなく、周囲にも迷惑をかけて、全くもって無駄の極みだったと反省しています。

しかし今年はこれを防ぐため、プラス思考に物事や結果、自分自身を捉えることにしました。書いてみるととても単純な話ですね(笑)でも効果は劇的!
長雨の中にできた大切な晴れ間を見逃さず、いま最も必要な作業を完璧にこなすことができたこと。そしてその過程で、自身の計画性や想定力、段取り力、指揮能力などが去年に比べて格段に成長したという事に気付けたこと。辛い時期だからこそ、現在の自分をポジティブに、そして正確に見つめることが大事だと思います。

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(落花生のマルチ剥がし)

では、その後はどうするのか。まだまだ雨が続くときは、ゆっくりと腰を据えて経営戦略を練る機会を得たと思って喜ぶことにしています。収穫期を迎える秋にどんなサービスを展開し、周知し、顧客のニーズに応えるか等、考えるべきことは多くあります。
長雨は農作業の手を止めがちですが、思考の歩みを緩やかに淑やかに後押ししてくれています。本を読めば多様な価値観を、熟慮すれば新たな戦略を、そして自身を見つめ直せば確実な成長を得ることができます。それは、経営者として、人として成長できるチャンスだと私は思っています。

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(晴耕雨読の実践中)

今回は少し偉そうな話になってしまいましたが、以前の私のように、お辛い状況におられる方の一助になれたらとても幸いです。
それでは、今日も「 ひとに、環境に、良いあんばい 」!


あんばい農園
Facebook : @anbainouen
Instagram : anbai_nouen

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梅津裕一

梅津裕一(うめづゆういち)
あんばい農園
千葉県 千葉市

1988年神奈川県生まれ。理科教員として地学・環境学を指導するも大病で教壇を離れる。療養中に農業と出会い、人を癒し、活力をもたらす自然の力に魅了され就農を決意。「ひとに、環境に、良いあんばい」をモットーに2019年4月「あんばい農園」を設立し、落花生の生産を開始。元教員の経歴を活かし、作物の成長過程や自然環境を畑で学べる「体験学習型農園」の確立も目指す。

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