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2017.08.30

大葉ソルト、つくりました。

朝晩はひんやりするくらい涼しくなってきましたが、日中はまだ暑い日が続きます。
夏野菜が終わりに近づいてきて、漬物やピクルスづくりもひと段落して、少し落ち着いて作業ができるようになってきました。
最近は、ハーブ畑でペパーミントやレモングラスなどハーブがぐんぐん伸びるのでどんどん収穫して、乾燥させるのが一番メインの仕事になっています。ハーブティーやハーブソルトの原料になります。

そして、なかなかの人気商品がこれ。昨年発売した「大葉ソルト」です。

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作り方を少し紹介すると、
大葉は収穫したらすぐに葉っぱをもぎって枝から外します。

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今年はパートさんと3人がかりで外しました。
緑の大葉は、そのまま乾燥させます。
赤しそは、塩もみをしてアクを抜きます。

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(塩もみ、けっこう力が要ります。)

塩もみ後に梅酢に一晩漬けます。すると鮮やかな赤色になります。

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(乾燥前の梅酢漬けの赤しそ)

それを乾燥させると、いわゆる「ゆかり」になります。
そして、それらを粉砕加工する工場に出荷します。粉砕されて帰ってきたら、三重県産のミネラルたっぷりのおいしいお塩とブレンドして、北海道利尻産の昆布粉末も加えて、「大葉ソルト」のできあがりです。
べじたぶるぱーくのオンラインショップでも販売しておりますので、ぜひお試しください。

生の大葉の香りには劣ってしまいますが、袋を開けるとフワッと大葉の香りがただよいます。我が家では、ごはんにふりかけたり、丼ものにトッピングしたり、お豆腐にかけたり。最近子どもたちに人気なのが納豆ご飯に大葉ソルトをかける食べ方。これもおいしいです。
いろんな加工品をつくっていますが、家族が一番のモニターです。美味しいと喜んでもらえたらうれしいし、何より自信につながります。そして、家族の健康や笑顔を願いながら作る加工品、それが購入していただく方々の安心につながればうれしいなあと思います。

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植田絵美

植田絵美(うえだえみ)
大阪府 能勢町

1982年大阪府生まれ。10代で心身を崩した経験や、大学で環境問題について学ぶ中で有機農業に惹かれ、国内外でファームステイを経験。農業研修で訪れた大阪府能勢町に移住し、結婚・出産を経て4児の母に。2013年、夫が開いた「べじたぶるぱーく」に加わり、ハーブ栽培を始めた。

写真家の眼 植田絵美

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