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2017.04.25

のびのび元気に健康に!

ハーブの植え付けがはじまりました。いよいよ畑シーズン到来です。
今年で2年目の山の上のハーブ畑は、私のお気に入りの場所です。
水がきれいで、眺めもよくて、静かで落ち着きます。
といっても収穫がはじまれば、そんなことは言っていられないくらい忙しいですが…。

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(マロウとカレンデュラの苗。どちらもお花のハーブです。)

夫と運営する農園「べじたぶるぱーく」のメイン事業は、
旬のお野菜4~6種類を週1回お届けする「わくわく野菜定期便」です。
農作業をしている者(夫)が直接野菜をお届けすることで、
野菜の具合やおいしい食べ方等をお伝えしています。
食べてくださる方と直接お会いしてお話をすることで、
畑や野菜との距離を少しでも近くに感じてほしいという想いがあります。

大学に入って有機農業を志したとき、「もっと農のある暮らしを体験したい!」と思い、
WWOOF(ウーフ)制度(有機農家に滞在し、寝食と労働力をギブ&テイクするという
システム)を利用して国内外で農家滞在を経験しました。
国内では、岩手県、兵庫県、大分県、沖縄県、国外ではオーストラリアの農場に滞在しました。

滞在先によって暮らしのスタイルは様々で、玄米菜食、自家発電など、
衣食住の暮らしのすみずみまでこだわる農家さんもあれば、現代的な暮らしを送りながら、
農や加工を生業として暮らしに取り入れている農家さんまでいろいろでした。
そこで感じたのは、「あまりストイックになり過ぎたくないな。」ということでした。

私たちの周りには多種多様な食があって、食べる人にとっても、
それをひとつひとつ選ぶのはなかなか大変なことです。
選びすぎてストイックになることがストレスになってしまったら、
かえってよくないのでは?と思います。

私たちのつくる野菜も加工品もハーブも、都会であろうと田舎であろうと、
どんなライフスタイルにでも気軽にとりいれて「美味しいね」と笑顔になってもらえる、
そういうものでありたいなと思います。
そして、のびのびと暮らしているうちに、気づけば心身ともに元気になっている、
健康になっている、そんな暮らしのアイテムとなるようなものづくりを続けていきたいです。

challenger

植田絵美

植田絵美(うえだえみ)
大阪府 能勢町

1982年大阪府生まれ。10代で心身を崩した経験や、大学で環境問題について学ぶ中で有機農業に惹かれ、国内外でファームステイを経験。農業研修で訪れた大阪府能勢町に移住し、結婚・出産を経て4児の母に。2013年、夫が開いた「べじたぶるぱーく」に加わり、ハーブ栽培を始めた。

写真家の眼 植田絵美

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