SHARE THE LOVE

2017.12.19

農業経営者を目指して

12月に入り、間もなく今年1年が終わろうとしています。
年末に差し掛かり、世間は色々とバタバタし始めています。
自分は1年中、バタバタしっぱなしでしたが…(笑)

tsubaki17-1

(試しに作ったサツマイモ。収穫時期が遅れてしまったので、とても大きくなってしまいました…(笑)ただ、昨年は全く採れなかったので、そう考えれば上出来です。来年の作付け計画に入れるかは、現在検討中。)


そうこうしているとあっという間に年末が過ぎ、また新年が始まってしまいます。
ですから、意識的に考える時間を作ろうとしないと、今の自分のような技術・資金・経験が乏しい人間にとっては、更に危険に陥る可能性が高いので、今一度、考えを整理し、見直し、新たなるアクションプランを立てる時間を設けたいと思います。

ひとりで農業を始めた以上、雇用されているわけではないので、働いたからといってお金が頂けるわけではありません。
生計を立てるためにも、夢を実現させるためにも、上手に経営をしていかなければなりません。

自分が尊敬する方の1人に、経営学者P・F・ドラッカー先生がいらっしゃいます。
先生は、「問題ではなく、機会に焦点を合わせることが必要である。
もちろん問題を放っておくわけにはいかない。隠しておけというわけではない。
しかし問題の処理では、如何にそれが重要なものであろうとも、成果がもたらされるわけではない。損害を防ぐだけである。成果は機会から生まれる。
まず何よりも、変化を脅威ではなく機会としてとらえなければならない。」
と仰っております。

自分のような新規就農者は常に問題ばかりなので、その中でわずかな機会を見過ごさないよう注意し、そこに焦点を当てて取り組んでいきたいと思います。

あとは、自分が尊敬する農業経営者のお話をできる限り拝聴し、今の自分に照らし合わせ、考え方や行動に役立て、経営を学んでいきたいと思っています。

本日も拙い文章を最後まで読んで下さりありがとうございました。

challenger

椿幸久

椿幸久(つばきゆきひさ)
千葉県 旭市

1977年千葉県生まれ。外食チェーンの仙台店で勤務中に被災。アグリイノベーション大学校で学び、2016年千葉で就農。「椿ファーム」を開く。将来は、こども食堂や児童養護施設などに野菜を届けたい。「ぜひ、健康な野菜を食べていただきたいです」。

写真家の眼 椿幸久

過去の記事を読む

BACK TO TOP