2017.07.19
取捨選択
本当に夏は冬と違い、植物の生育スピードが半端じゃないです。
そんな中、有機栽培で初めての夏を迎え、色んな意味でバタバタしております。
初めての果菜類の収穫、管理作業(整枝・誘引他)、
春作の収穫・調整・出荷・後片付け作業、
草刈り、緑肥の準備・播種、肥料散布、耕耘、灌水、
その他の作物の生育状況確認、ムシ退治など、
やることはひっきりなしです。
(初めて作ったキュウリ。今は慣れない収穫作業にバタバタしています…(笑))
今まではこんなに色々な事があると、頭が「キィッ~」ってなってしまったんですが、
以前にもブログでお伝えした「刺激と反応」を活かし、開き直ることにしました。
「できないものはできない!だから、無用なストレスを抱くのはもうやめよう!
自分の頭で勝手に作り上げた変なストレスに追われるんじゃなく、
今日できる事をしっかりやろう!」と。
その為の策として、今やらなければ、と頭で考えている項目を
全て1枚の紙に書き出すことにしました。
こうすることで、頭が一時的にスッキリします。
後は、ただひたすら個々の作物の要望に出来得る限り答えてあげられるよう尽力します。
(初めて作ったミニカリフラワー。色々な課題がありました…。肥料が適切ではなく、アブラムシが発生してしまい、被害を最低限に抑える為に、抜き取ったりしました。)
(研修の頃から作っているジャガイモ。収穫時期が他の作物と重なり、収穫が遅れ肥大したり、土壌の水分が多いことにより発生する空洞症も心配です。初めて借りた畑で、土の状態は全く良くなかったですが、なんとか育ってくれました。)
要望に応えると言っても、今は知識も経験も乏しい為、ほとんど作物の期待に応えてあげられていないのが現状です…(汗)
今回も拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。
椿幸久(つばきゆきひさ)
千葉県 旭市
1977年千葉県生まれ。外食チェーンの仙台店で勤務中に被災。アグリイノベーション大学校で学び、2016年千葉で就農。「椿ファーム」を開く。将来は、こども食堂や児童養護施設などに野菜を届けたい。「ぜひ、健康な野菜を食べていただきたいです」。