SHARE THE LOVE

2017.04.26

全てが初めての壁

先日SHARE THE LOVE for JAPANの挑戦者の初回の集まりがあり、
全ての方とは時間が無くお話はできませんでしたが、
皆さん凄い方だなと驚きと刺激を受けました。
改めて頑張らねばと、身が引き締まる思いです。

さて、新規就農から2年目を迎え、有機農業に転換してからは半年を迎えた今、
僅かなこの期間を振り返った時、常々、研修の時と異なると感じることは、
全てが主体性を持たない限り何も始まらないということです。

研修時は、農業を何も知らないこともあり、指示されたことを実施し、
わからなければその都度聞けば良かったのですが、独立してからは、
全てが行動しなければ何も始まらないという言い知れぬ緊張と恐怖を実感しました。
 
また、いざ行動をしてみてもそのひとつひとつが初めてで、
その都度、戸惑ったり、不安になったりします。

普通の農家さんから見たら、「何言ってんだ!」って笑われそうなんですが、
始めたばかりの自分にはそれが笑えない…(笑)

でも、このような日々の様々な問題は、結局のところ、小さな勇気と強い信念、
そして、開き直りに似た強い覚悟以外に突破する道はないんですよね…
って書きながら自分に言い聞かせてます(笑)
  
今回も拙い文章読んで頂きありがとうございました。

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(初めて有機栽培でつくるダイコン
 これから肥大期になるので、肥大するかどうかが心配…)

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(84才の伯父と作るお米「コシヒカリ」
 こちらは慣行栽培ですが、ようやく元肥が終了し、これから代かき、
 そして、田植えへ。その前に草刈だ~。)

55

(初めて作る有機栽培のニンジン
 省力トンネルで作ったものの、べた掛けを外すタイミングが遅かったせいか、
 些か徒長してしまった(茎がひょろひょろと間延びして伸びてしまった状態)。
 この先どうなるか…観察します。)

challenger

椿幸久

椿幸久(つばきゆきひさ)
千葉県 旭市

1977年千葉県生まれ。外食チェーンの仙台店で勤務中に被災。アグリイノベーション大学校で学び、2016年千葉で就農。「椿ファーム」を開く。将来は、こども食堂や児童養護施設などに野菜を届けたい。「ぜひ、健康な野菜を食べていただきたいです」。

写真家の眼 椿幸久

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