2016.10.03
ほんまでっか!?
まだまだ台風シーズンが続きますね。
ただただ恐怖、自然の恐ろしさを感じます。
以前にブログでも紹介したように、僕たちは週に一回、
日曜市という市で野菜を販売するのですが、
今シーズンは週末に台風が来ることが多いんです。
せっかく収穫して野菜を持っていっても台風ではお客さんは少ないですし、
売上は減ってしまいます。ん〜悔しい!!
そんな日に限って収穫量が多くて商品がたくさんあったりするんです。
ミニトマトも思ったより取れてビックリしました。
(想像していなかった収穫量が!)
天気が良くてお客さんがいっぱいいたその前の週は収穫量が少なく、
行って早々に売り切れてしまって、遅く来たお客さんに謝ったんです。
おー神様はなんと残酷なことか。
この前の台風の時も収穫量が多くて売り切れなかったし、そういえば
昨年もそんなことがあったっけ、、、ん? 台風の前は収穫量が多い?
冷静になって考えてみます。
ミニトマトの気持ちになってみると、台風ってヤバいですね。
台風の雨風で自分は折られるかもしれない、引っこ抜かれるかもしれない。
死ぬかもしれない。でも、植物だから動けない。じゃあどうするか?
たぶんミニトマトに聞いたらこんな返事が返ってくると思います。
「子孫を残す」
つまり、実を熟すということです。
それは、人間の目から見ると収穫量が増える、ということになります。
これが「台風の前に収穫量が増える事件」の真相なのではないかと思ったのです。
しかし、この推理が成り立つためには、
ミニトマトが台風が来ることをわかってないといけません。
そう、台風を察知する能力を持っているということ。
もしそうだったら、、、すごいですね!
(カマキリくんも避難中。野生の勘かな?)
田畑勇太(たばたゆうた)
高知県 大豊町
1989年 愛知県生まれ。大学入学をきっかけに住むことになった高知県の自然に魅せられる。その後、現在の住まいとなる土地と出会い、「ここに住むためにはどんな仕事が最適か」を模索する中で有機農業と出会う。研修を経て、2015年就農。標高550mの冷涼な気候を生かした、夏秋に出荷したミニトマトが、地元の日曜市で評判となる。今後もミニトマトをメインに、地元のゆず果汁なども取り入れた無農薬栽培をしようと考えている。