2016.09.21
未知との遭遇〜外はカリッと中ジューシー〜
こんにちは。今回は美味しそうな写真が出てくるのでご注意下さい。
山に住んで、初めて使った道具が色々ありましたが、
その中でも一番これは使える!と思ったものがあります。
それは農作業で使うクワでもなくカマでもなく『七輪』です。
存在は知っていましたが(サザエさんかなんかで見たような…)、
使ったことはありませんでした。
実家のキッチンにはグリルがありましたし、バーベキューなんかの時にも七輪は活躍しません。
そもそも家で火を炊くことがなかった。正直、私七輪をなめていました。
「いやいや、君に何ができるの?」と。その時の自分をぶん殴ってやりたい。
今になって言えます。「七輪、君は最高だ!」
と、まあこのへんにして、本当に七輪は使えます。
先日は近所のおじいちゃんに呼ばれてモチキビを焼いてみんなで食べました。
(モチキビを焼いています。いい匂い!)
七輪を真ん中に置き、みんなで喋りながら焼けるのを待つ。
美味しそうな匂いがしてきて、また会話が弾む。
このようなことはキッチンのグリルでは起こらないことだと思います。
七輪自体は小さくて持ち運びできますから、焼く場所に縛りはありません。
そう、自由なのです。
ちょっと魚を貰った時も七輪で焼いちゃいます!
慣れたら一瞬で火は付きますし、なんといっても炭火で焼いた魚は最高に美味いです。
そう、美味なのです。
(頂いたタイを焼いています。まだ頭が焼けてない、、)
美味しく、簡単でしかも自由。そして会話も弾む。
本当に素晴らしい。七輪、スバラシイ。
こんな素晴らしい七輪、一家に一台どうですかー!!
(友達が釣った鮎を持ってきてくれました。これは頭から丸かじりで美味い!)
田畑勇太(たばたゆうた)
高知県 大豊町
1989年 愛知県生まれ。大学入学をきっかけに住むことになった高知県の自然に魅せられる。その後、現在の住まいとなる土地と出会い、「ここに住むためにはどんな仕事が最適か」を模索する中で有機農業と出会う。研修を経て、2015年就農。標高550mの冷涼な気候を生かした、夏秋に出荷したミニトマトが、地元の日曜市で評判となる。今後もミニトマトをメインに、地元のゆず果汁なども取り入れた無農薬栽培をしようと考えている。