SHARE THE LOVE

2016.07.15

通勤路のご紹介

今回は僕の通勤路を紹介しようと思います。
朝眠い目をこすりながら家を出ると、この道に出ます。

tabata07-1

右側は昨年の冬に作った薪です。
うちは薪風呂に入っているので次の冬の準備をしなければいけません。
この薪を割るのが重労働…でもパカッと割れたときはなかなかの快感で病みつきになります。

10歩ほど歩くと右手には「いけ」があります。

tabata07-2

防火水槽でもあり、近所の方はコイを飼っていたり、
うちでは大根などの泥を落とすのに使ったりしています。
結構広くて子供用のプールぐらいありますが、水道代はタダ。
なぜなら山水だからです。山水さまさま。

また10歩ほどいくと右手には蒟蒻芋の畑があります。

tabata07-3

このあまりみかけない葉っぱの下に蒟蒻の原料である蒟蒻芋が埋まっているわけです。
地域のおばあちゃんたちは自分たちで蒟蒻を作ります。
できたての蒟蒻の刺身が美味いのなんの。
また今後のブログで紹介しますね。

またまた10歩ほど歩くと(まだ30歩しか動いてない)左手に柚子の木が並んでいます。

tabata07-4

今は小さい実がついていて10月頃の収穫が楽しみです。
収穫のころになると集落全体に柚子の香りが漂い、朝歩いていても気持ちがいいです。
そして坂を上ると見えるのがうちのハウスです。

tabata07-5

ここまで1分ほど、走れば20秒です。
(雨が急に降ってきてハウスを閉めるのに走ることがよくあります。)

仕事場が近いということが本当に幸せだと感じます。
でもしかし、プライベートはあったものじゃありません。
飯の時でも慌てて行くこともありますし、常に頭の片隅に作物のことがある状態です。
ただ農業とはそういうものだと思っていますし、この生活にストレスは感じていません。

朝早くトマトを見にいけばこんな風景も見ることができますしね!

2016年の挑戦者のみなさん

challenger

田畑勇太

田畑勇太(たばたゆうた)
高知県 大豊町

1989年 愛知県生まれ。大学入学をきっかけに住むことになった高知県の自然に魅せられる。その後、現在の住まいとなる土地と出会い、「ここに住むためにはどんな仕事が最適か」を模索する中で有機農業と出会う。研修を経て、2015年就農。標高550mの冷涼な気候を生かした、夏秋に出荷したミニトマトが、地元の日曜市で評判となる。今後もミニトマトをメインに、地元のゆず果汁なども取り入れた無農薬栽培をしようと考えている。

田畑さんの他の記事を読む

写真家の眼 田畑勇太

archive

BACK TO TOP