2018.12.16
ビニールハウス
11月下旬、やっとビニールハウスの修繕作業が終わりました。
今年の4月に就農する際、お借りした畑に、
4棟のビニールハウス(40m×6.4m)がついてきました(有償ですけど…。)
就農前は、施設栽培をするつもりは無かったのですが、
なかなか畑が見つからない中やっと出てきたのがこの畑です。
悩みましたが、研修先の方に相談し、
高冷地という事もありビニールハウスを利用した方が冬作のメリットが大きい
というので借りることを決意しました。
資金や作業が立て込んでいた関係で、そのビニールハウスの修繕は後回しにしていました。
秋冬作が落ち着いたところで作業に着手し、一部は施工業者に頼み、
1週間ほどで作業は終了しました。これで農閑期の1月~3月を乗り切ります。
(こんな感じのビニールハウスが4棟。骨組みはしっかりしていますが、ビニールはボロボロでした)
当初は時間がなかったため、全て委託(資材と施工)するつもりでしたが、
見積の依頼をしたところ4棟で100万円以上かかると言われ断念。
考えた末、天井の張り替えは委託し、資材調達と他の施工は自分でやりました。
時間は少し取られましたが、費用は半額以下に抑える事ができました。
(施工業者に委託。やっぱり仕事が早いです)
(完成。冬・春に葉物を作付けし、夏・秋に果菜類の作付けを予定しています)
農家は複合職だと感じています。この年になり、初めての事ばかり。
野菜を作る以外にも、車の修理や小屋を作ったり…。色々な事があって楽しいです。
今期の冬は『浅井戸づくり』とバックホー(油圧ショベル)を使って
畑の排水工事をやる予定です。
杉浦秀幸(すぎうらひでゆき)
山梨県 北杜市
1976年千葉県生まれ。日本各地でフランス・イタリア料理を学び料理人を務める。山形庄内地方のレストラン「アル・ケッチァーノ」で野菜のおいしさに衝撃を受け農業への意識が変わる。農業大学校で学んだ後、山梨の有機農家で研修、2018年春「オーガニックファーム テラ」を開園。