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2018.09.17

自家採種(2)

暑さが落ち着いたと思ったら、今度は毎週の様に台風が来ますね。
9月に入り、秋冬野菜の定植や種まきなどやる事があるのですが、悪天候が続き作業が思うように進まず、仕事が貯まっていきます(汗)。

そんな時は、気持ちを切り替え、採種をしたり、調べ物をしたりしています。
(自家採種については第4回目のブログにも書いていますので、そちらもご覧ください)

sugiura11-1

(昨年試験栽培した「米沢雪菜」の種)

sugiura11-2

(採種用に完熟させた胡瓜)

独立就農して半年、ちょっと悩んでいます。
在来作物など特色のある野菜(「美味しい」が前提)を色々と作っていきたいと思っているのですが、そういった野菜がまぁ売れないんですよね…。

直取引させて頂いている方でしたら、その在来作物の特徴や使い方などを直接説明出来るので良いですが、卸の方もやっているので、そうなると一般的ではなくて売れにくい野菜は、いくら美味いからと言っても取ってもらえないのです。

馴染みのない物をどうやって売っていくか、今後の課題です。

challenger

杉浦秀幸

杉浦秀幸(すぎうらひでゆき)
山梨県 北杜市

1976年千葉県生まれ。日本各地でフランス・イタリア料理を学び料理人を務める。山形庄内地方のレストラン「アル・ケッチァーノ」で野菜のおいしさに衝撃を受け農業への意識が変わる。農業大学校で学んだ後、山梨の有機農家で研修、2018年春「オーガニックファーム テラ」を開園。

写真家の眼 杉浦 秀幸

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