SHARE THE LOVE

2022.11.13

畑は人生の師匠

何だかんだと繁忙期を過ぎてもいつまでもバタバタしている我が家ですが、冬が近づき虫達の攻勢も落ち着いては来ました。けれども被害は甚大で何度植えなおしたことでしょう。

汚れるし大変でしかも稼げないという農家において、何故それを続ける人がいるのか。とかくお米や野菜の価格が安いことや加えて資材や燃料の高騰など厳しい面ばかり取りざたされている昨今、これは個人差がどうしてもあると思うのであくまでも個人的に、農業の良い面をクローズアップしてみたいと思います。

・喜びは何度もある。芽が出てくれただけで嬉しいですし、苗がうまく育ってくれたらまた嬉しい、定植した後に元気に育ってくれると誇らしい、食べておいしいとまた嬉しい、誰かに食べてもらっておいしいと言われると平静な顔をしていても心の中ではめちゃくちゃ嬉しいのです。

・風景や植物や動物たちに癒される。そもそも畑は自分で育てたある意味子供みたいな野菜に囲まれているので癒されます。夕日がきれいで癒されたり、仲睦まじいキジの夫婦に癒されたり、植物は日々成長していていろんな美しい顔を見せてくれるので癒されます。

あとはお米が一年分ある安心感とか、野菜や穀物の重みを愛しく感じる感覚とか、農業をしていないとわからなかったいろんなことを教えてもらっています。畑や田んぼは人生の師匠です。

ちょうど先日、北陸中日新聞さんに取材していただき、農業の面白さなどを記事にしていただきました。
https://www.chunichi.co.jp/article/573060

sawamura15-1

(写真はサツマイモですが、里芋、落花生、ショウガ、ゴマなど収穫の秋を迎えています)


メへへ農園
HP https://gobacknature.com

challenger

澤村悠行

澤村悠行(さわむらゆうこう)
メヘヘ農園
石川県 羽咋市

1978年千葉県生まれ。幼少期、祖父母の暮らす岩手で目にした、動植物が織りなす彩り豊かな原風景を忘れられず、「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則氏の自然農法に触れたことを契機に本格的に就農を決意。移住先の羽咋市で自然栽培を学んだ後、2022年4月「メヘヘ農園」を開業。無農薬や化学肥料不使用を前提条件として、野菜や米の収量を高める道を探索する。将来的には、動物、植物、人間が共存し、化学反応が起きる空間づくりを目指している。

過去の記事を読む

2022 挑戦者

BACK TO TOP