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2022.10.30

炭の効能について

私が初めに炭に興味を持ったのは、のと里山農業塾に以前いらしたと聞く環境再生医・矢野智徳さんの置き土産とでも言うのでしょうか、講座で使った大量の炭が塾の圃場の片隅に残っていたのですが、それを使ってみようということになり、猫車で運搬していたところ、雑草が炭に根を這わせて生きているのを見たのです。証拠写真を撮り忘れたので、時間がたった今では自信がなくなってきましたけど(^^;これに衝撃を受けた私は炭についていろいろと調べるようになります。

炭の効能ですが、諸説あるのかもしれませんが、通気性、排水性の向上、アルカリ性に寄せる効果、微生物の住処となる、腐敗しにくくする効果、微量ミネラルを含む、などがあるようです。微生物の住処となるということは、暑さや寒さなどへの耐久性が増すのだと思います。また、腐敗しにくくするということは、やはり虫は腐敗に寄り付くと思うので虫を抑える効果もあるのだと思います。

実際、私は3aほどの畑に200~300L(量ははかっていないのでかなりアバウトです)くらいの粒状の木炭を鋤き込んでみましたが、効果はある。。気がする。といった感じです。他の畑に比べて虫が少ないかなと思った時期もありますが、今年のナスはこれでもかと虫がついたので何とも言えません(ただナスの原因は乾燥だと思っているので炭は関係ないかもしれません)。

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(無煙炭火器を使った炭焼き。出来上がりが小さな粒状なので扱いやすいです)

テラプレタと呼ばれるアマゾンの痩せた土地に点在する肥沃な人工の畑があります。何千年も前の原住民が作ったとされていて、200度程度の低温で焼いた未熟な炭が土の20パーセントも入っているそうです。収量は880パーセントにも伸びたと書いてある記事もあります。さすがにあり得ない気はしますが、そんな理想の畑を目指していきたいです。

sawamura14-2

(水のつきやすい土地柄に合っているのか今のところ無肥料でも育っています)

メへへ農園
HP https://gobacknature.com

challenger

澤村悠行

澤村悠行(さわむらゆうこう)
メヘヘ農園
石川県 羽咋市

1978年千葉県生まれ。幼少期、祖父母の暮らす岩手で目にした、動植物が織りなす彩り豊かな原風景を忘れられず、「奇跡のリンゴ」で知られる木村秋則氏の自然農法に触れたことを契機に本格的に就農を決意。移住先の羽咋市で自然栽培を学んだ後、2022年4月「メヘヘ農園」を開業。無農薬や化学肥料不使用を前提条件として、野菜や米の収量を高める道を探索する。将来的には、動物、植物、人間が共存し、化学反応が起きる空間づくりを目指している。

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